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2013年5月17日(金)

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  • 米 国防総省担当者は16日、アルカイダとその関連組織との戦争はあと20年続く可能性があると予測しました。この発言は、2001年9月11日の同時多発テロの数日後に議会で制定された軍事力行使権限付与法(AUMF)の見直しのために開かれた上院公聴会で出たものです。この公聴会で国防総省担当者は、AUMFが大統領にシリアやイエメン、コンゴを含む世界のどこででも期限を切らない戦争を遂行できる権限を与えていると主張しました。「これは私が出席して以来最も驚くべき、呆れるほど不快な公聴会だ」とメイン州選出の独立系上院議員アンガス・キングが発言しています。「あなたたちは今日いまこの場で憲法を書き換えたと同じことをしたんですよ」。16日の上院公聴会の模様とともに、新たなベストセラー Dirty Wars : The World Is a Battlefield(『汚い戦争:世界は戦場だ』)の著者ジェレミー・スケイヒルへの最近のインタビューを放送します。

  • 米司法省が秘密裏にAP通信の電話通話記録を収集していたことを明らかにしたことで、にわかにオバマとニクソン両大統領が、あちこちで比較されるようになりました。40年前ニクソン政権は、内部告発者ダニエル・エルズバーグが漏らしたベトナム戦争の秘史をニューヨーク・タイムズ紙が記事として発表するのを、妨害しようとしたことがあります。タイムズ紙が「ペンタゴン・ペーパーズ」として知られることになったものの抜粋を最初に掲載した2日後、ニクソン政権は同文書の掲載は「合衆国の安全保障に重大かつ直近の危険」をもたらすと主張して最高裁に同紙に対する記事化差し止め命令を申請、受理されました。ペンタゴン・ペーパーズ弾圧時代のニューヨーク・タイムズ紙の総合弁護士だったジェイムズ・グッデイルに話を聞きます。グッデイルは憲法修正第1条の法的権威で、このほど新著Fighting for the Press : The Inside Story of the Pentagon Papers and Other Battles(『報道のための戦い:ペンタゴンペーパーズとその他の戦いの内幕』)を出したばかりです。この本を書いた理由の1つは、内部告発サイト、ウィキリークスのジュリアン・アサンジがしたことを見てきたから、また、その彼がいかに進行中の大陪審審理で米国政府に標的にされるだろうかが分かっているからだとグッデデイルは言います。「私の本はジャーナリストのコミュニティに対する明快な呼びかけのつもりなのです。つまり、目を覚ませ! 危険がそこに迫ってるぞ、という」とグッデイルは話します。「アサンジが好きじゃなくても、でも目を覚ませ! 憲法修正第1条がダメになろうとしている。もしオバマがこのまま進んで成功したら、ニクソンが失敗したことを彼が成功させたことになるぞ、と」

  • 気候に関する正義のための活動家ティム・デクリストファーに話を聞きます。彼は4月に、連邦刑務所での21カ月禁固刑に服した後、釈放されました。デクリストファーは2008年の公的競売妨害で有罪判決を受けました。当時のブッシュ政権が土壇場でユタ州での石油天然ガス採掘権を競売に掛けた際に、それを入札者のふりをして邪魔したというものです。新作ドキュメンタリー Bidder 70(『入札者番号70番』)はデクリストファーを取り上げた映画です。「社会運動としての力を作り上げていかなければなりません」とデクリストファーは話します。「気候運動の弱みの1つは、ワシントンに狙いを付けた運動の政治的側面と、ほんとうの力を付けてきた運動の草の根の部分とがまだ大きく乖離していることなのです」

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