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2013年4月19日(金)

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  • 米国が支援していたグアテマラの独裁者エフライン・リオス・モントのジェノサイド(集団殺戮)と人道に対する罪を裁く歴史的な公判が18日、突然幕を下ろしました。刑事裁判の判決が出る前に控訴裁判所が裁判を差し止めたのです。リオス・モントは、権力を掌握した1982年以降、グアテマラのイシル族地域で1700人以上の先住民が殺戮されたことに関して起訴されました。17カ月に及ぶ彼の支配はマヤ先住民に対するグアテマラの数十年におよぶ軍事攻撃の中でも最も血塗られた時期の1つとされています。マヤ先住民の犠牲者は結局数十万人にも及んでおり、18日の裁判中止決定は先住民犠牲者にとって大変な打撃です。調査報道ジャーナリストのアラン・ネアンは18日夜、グアテマラの軍関係者がこの裁判の判事と検事に殺害を仄めかす脅迫を行い、グアテマラ大統領のオットー・ペレス・モリナ将軍が介入して公判そのものが無効になったと伝えました。リオス・モントはアメリカ大陸では大量虐殺罪で裁かれるはずの初の国家元首でした。ネアンはリオス・モント裁判での証言を請われて先週グアテマラに飛んでいました。彼は裁判所によって「適格証人」とされ一応15日に証言する予定でした。それが直前になって大統領のペレス・モリナ将軍との「対決を避けるために」証言リストから外されたそうです。証言台に立てば軍部が暴力で対抗してくるかもしれないからだと言われたそうです。1980年代、ネアンは同虐殺に広く軍が関わっていた事実と証拠を充分に積み重ね、そのマヤのイシル族地域の大虐殺の時期に戦線指揮官だったペレス・モリナ個人の関与を示唆する証拠も提出する準備をしていました。その大虐殺が独裁者だったリオス・モントが起訴された事犯なのです。

  • 1982年、先住民大虐殺のピーク時に調査報道ジャーナリストのアラン・ネアンはグアテマラの「ティト(Tito)」という名の将軍とのインタビューをカメラに収めました。その男が実は、現在のグアテマラ大統領オットー・ペレス・モリナであったことが判明するのです。そのオリジナルのインタビュー映像を放送し、ネアンにグアテマラの独裁を支援した米国の役割について話を聞きます。先週、ネアンは米支援の独裁者だったエフライン・リオス・モントの公判で証言するためにグアテマラに飛びました。大量虐殺で裁かれる初の米大陸の国家元首リオス・モントは1982年の権力掌握後にグアテマラのイシル族地域の住民1700人以上を殺害したことに関連して起訴されました。17カ月に及ぶ彼の支配はマヤ先住民に対するグアテマラの数十年におよぶ軍事行動の中でも最も血塗られたものの1つとされています。マヤ先住民の犠牲者は結局数十万人にも及んでいます。公判は先週、驚きの展開を見せました。グアテマラ大統領のオットー・ペレス・モリナ将軍が直接虐殺執行を命令したとして告発されたのです。軍の機械工だったウゴ・レジェスという名の証人が法廷で、1980年代当時陸軍少佐でティト・アリアスという通称を使っていたペレス・モリナが兵士たちにマヤ・イシル族地域を焼き討ちして略奪せよと命令していたと証言したのです。ここをクリックすると、グアテマラシティのネアンが裁判の最新情報を報告しています。

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