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2013年2月19日(火)

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  • 非営利の慈善団体「ドナーズ・トラスト」(Donors Trust)は1999年以来、1000以上の右派および自由主義団体に対し、4億ドル近くの寄付を非公開で行ってきました。こうした寄付を密かに行えることが、この団体の存在意義のようです。つまり、裕福な寄贈者たちはこの団体を通すことで、世間の注目を浴びることなく、自分たちの意に沿う右派的な活動を支援できるわけです。これまでで最も詳細な会計報告によると、ドナーズ・トラストの寄付の行き先は、右派が推進する項目を網羅しており、マザー・ジョーンズ誌をして、「右派の黒い金のATM」と呼ばしめました。公益擁護センター(Center for Public Integrity)の政治編集者で、同団体による数ヶ月にわたるドナーズ・トラストに対する調査の報告書を共同執筆したジョン・ダンバーから話を聞きます。「彼らは基本的は連絡橋のようなものです」。ドナーズ・トラストについて、ダイバーはこう言います。「彼らは、例えばコーク財団のように、主に財界の実力者によって作られている、大規模で著名な民間財団の一種の斡旋人として機能しています。彼らはこうした財団からの金を、全米の右寄りで自由市場主義のシンクタンクを結ぶ、巨大なネットワークへと流しているのです。」

  • 秘密めいた団体 ドナーズ・トラスト(Donors Trust)はさまざまな右派活動に何億ドルも寄贈していますが、気候変動の否定運動はその中でも最優先課題のようです。環境団体グリーンピースの分析によると、ドナーズ・トラストは寄付金の3分の1以上にあたる、少なくとも1億4600万ドルを、過去10年以上にわたり100以上の気候変動否定団体に提供しています。こうした団体のうちの12団体は2010年、活動資金の30%から70%をドナーズ・トラストから得ていました。ドナーズ・トラストと気候変動科学反対派とのつながりを詳述する一連の記事を執筆したガーディアン紙の米国環境記者スザンヌ・ゴールデンバーグから話を聞きます。「ここでの目標は、こうした幻想を創り出すこと、つまり、気候変動科学と気候変動活動に反対する非常に大きな運動が起きているという考えを生み出すことなのです」と、ゴールデンバーグは言います。「事実、このことはある程度、今現実になっています。気候変動活動への反対が共和党の意見の中心になっているのですから」。

  • イスラエル国籍のリノア・アバルジルは1998年、イタリアで誘拐されレイプされた2ヵ月後に、ミス・ワールドで優勝しました。優勝後、アバルジルは性的暴力に対する闘いを擁護する活動を世界的に行ってきました。新ドキュメンタリー映画Brave Miss World(『勇敢なミス・ワールド』)では、レイプの被害者からミスワールド、そして世界的な活動家になった彼女の物語が語られています。同映画の監督シシリア・ペックとプロデューサーのインバル・レスナーから話を聞きます。

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