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2012年11月7日(水)

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  • オバマ大統領が共和党のミット・ロムニー候補者に大差で再選を果たし、二期目に入ることになりました。投開票日の夜のうちにオバマは有効投票の50%を得票し、選挙人数で、ロムニーの206人に対し過半数の303人を確保しました。オバマは激戦と言われた州のほぼすべて、オハイオやバージニア、ペンシルベニア、ネバダ、アイオワ、ウィスコンシン、コロラド、ニューハンプシャーを制し、フロリダでも勝利が見込まれています。主要ネットワークは米東部時間午後11時20分にオバマ勝利を報じましたが、ロムニーが公式に敗北宣言を行ったのはその2時間近く後でした。選挙戦を通じて気候変動問題を避けてきたオバマですが、シカゴでの勝利演説ではその問題にも立ち戻り、支持者たちに次のように訴えました。「私たちは自分の子供たちに、負債で苦しまないアメリカ、不平等のために弱体化していないアメリカ、地球温暖化の破壊力に脅かされていないアメリカに生きてもらいたい」

  • 大統領選挙報道を続けます。全米黒人地位向上協会(NAACP)会長でCEOのベンジャミン・ジェラスとGritTVの番組ホストであるローラ・フランダーズが対談します。民主党は上院の多数派に踏みとどまりましたが、計435議席の下院では選挙区再編のおかげもあって共和党が過半数を維持しました。マサチューセッツのエリザベス・ウォーレンが共和党現職のスコット・ブラウンを破って当選したため、民主党は上院で議席を増やしました。ウォレンは金融改革の旗手ですが、彼女の消費者金融保護局長任命を拒否したまさにその上院のメンバーになるわけです。

  • 昨晩のデモクラシー・ナウの7時間選挙特番で調査報道記者のジェレミー・スケイヒルがデニス・クシニッチ下院議員(オハイオ選出)に無人機による秘密戦争に関し質問しました。無人機戦争はオバマ大統領の一期目で秘密裏に拡大し、2011年にはイエメンでの米無人機空爆で米国民であるアンワル・アウラキを殺害しています。

  • 大統領選に目を奪われがちですが、総選挙の日は同時に州のレベルでは様々な法案に対する住民投票の日でもあります。2012年の住民投票では、さまざまな州で歴史的な提案が次々と可決されました。結婚権の平等を求める運動は提案された4つの州全部で勝利しました。メイン州とメリーランド州では同性婚の合法化が可決され、ワシントン州では同性婚の合法性を維持するとの決定が改めて可決されました。同性婚を禁止するというミネソタ州での提案も否決されました。メリーランド州民はまた、DREAM法への支持を表明し、在留資格のない移民でも州内出身者であれば優遇学費の適用を受けることができるようになりました。モンタナ州では企業の選挙資金提供に歯止めをかける法案が圧倒的多数で承認され、コロラド州でも同様の措置を求めた州憲法改正を後押しする法案が大差で可決されました。コロラド州とワシントン州では米史上初めて嗜好品としてのマリファナを合法化する歴史的な州法が可決されました。カリフォルニア州では死刑廃止の法案が否決され、また遺伝子組換え食材の表示を義務づける法案も否決されましたが、「三振法」(前科が2回以上ある者が3度目の有罪判決をうけた場合、犯した罪の種類にかかわらず終身刑とする)を、非暴力事犯に関しては厳格に適用しないという別の法案が承認されました。カリフォルニアではまた、労働組合の政治的影響力を制限する内容の法案が否決されています。3人のゲストを迎えています。住民投票戦略センター(Ballot Initiative Strategy Center)事務局長のジャスティン・サーバー、全米黒人地位向上協会(NAACP)会長のベン・ジェラス、放送番組ホストで作家のローラ・フランダーズです。

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