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2012年9月14日(金)

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  • 11月の選挙まで2カ月を切りました。激戦地ペンシルベニア州では、投票時に身分証明書の提示を求める新法(投票者ID法)が成立しました。この新法では同州100万人もの有権者が有効な身分証明書を所有していないという研究があります。有効なのは同州発行の運転免許証、政府職員の身分証明書、あるいは同州発行の非運転者身分証明書です。フィラデルフィアでは有権者の18%がこれらの身分証明書を持っていないと推定されています。共和党政治家のうち少なくともペンシルベニア州議会下院与党院内総務マイク・ターザイは新しい投票者ID法がミット・ロムニーに有利に働くと吹聴しています。13日、同州最高裁はこの異論の多い法律を発効させるべきかそれとも仮差し止めするかについての公聴会を開きました。2人のゲストを招いて詳細を聞きます。アメリカ自由人権協会ペンシルベニア支部のビック・ウォルチャックはこの弁論を行った弁護団の1人、ジェシー・アレンはピッツバーグ大学法律大学院の助教授です。

  • 性的虐待を受けた子供たちの擁護活動をしている人々がペンシルベニア州のトム・コーベット知事に対し、10月3日に死刑執行が予定されるテレンス・“テリー”・ウィリアムズへの恩赦を求めています。ウィリアムズは1986年、エイモス・ノーウッドを殺害した罪で有罪になりました。 ただしその時の陪審員団はノーウッドがウィリアムズを性的に虐待していたこと、しかも殺害される前夜には彼を暴力的にレイプしていたという申し立てがあることは知らなかったのです。 さらにウィリアムズには長年にわたり、年長者たちに暴力をふるわれたり性的な虐待を受けていた過去もありました。つい最近になって、ウィリアムズの共同被告人が彼に対する性的虐待を知っていたにもかかわらず、検察官たちが強盗が殺害の動機だったかのように仕組んだ証拠も見つかりました。この一件に関する審問が今日フィラデルフィアで開かれます。ウィリアムズの処刑まで1カ月もない現在、本件で陪審員だった12人中の5人までもが名乗り出て、自分たちはすべての事実を開示されていなかったとして仮釈放のない終身刑こそが適正な量刑であると信じると表明しています。

  • ピッツバーグ市は2010年に、フラッキングまたは水圧破砕法と呼ばれる異論の多い抽出方法を用いた天然ガスの採掘を市内全域で禁止する条例を、全米に先駆けて採択しました。住人の健康や環境への悪影響が懸念されたためです。ところがここへきてペンシルベニア州当局は、フラッキング禁止の条例は州法と一致せず、環境規制を行う州当局の権限を侵食すものだと言い始めました。フラッキング禁止条例の制定の責任者である、ピッツバーグ前市議会議員ダグ・シールズに話を聞きます。

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