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2012年8月27日(月)

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  • フロリダ州タンパベイで開会された共和党全国大会一日目は、熱帯低気圧「アイザック」により実質的に延期となりました。同市警察は、大会に先立って米連邦議会から5000万ドルを受け取り、装甲車や行動認識ソフトが組み込まれたハイテク監視カメラを調達しました。本日は共和党全国大会の2時間特別番組。まずは、タンパ市のコミュニティーラジオ局WMNFの報道と広報の責任者で、長年ラジオパーソナリティーを務めている、ジャーナリストのロブ・ロレイに話を聞きます。

  • 熱帯低気圧「アイザック」により共和党全国大会は28日まで開始が延期されましたが、大統領選共和党候補指名争いに出馬していたロン・ポール議員の支持者は週末に、自前の党大会を開催しました。2日間にわたる「ポール・フェスト」を、共和党全国大会での演説を要請されなかったポール議員の送別会と呼ぶ人もいます。長年にわたり、ポール議員の主な政治要綱は、連邦準備制度の廃止、戦争からの撤退、環境保護庁や教育省などの省庁廃止による連邦政府支出の削減などでした。また、1964年の公民権法を強く批判していました。ポールと息子のランド・ポール上院議員(ケンタッキー州選出・共和党)による演説の抄録を放送します。

  • 大統領選の共和党候補指名争いを戦ったロン・ポールの支持者らのためにタンパで開催された「ポール・フェスト」で、デモクラシー・ナウ!のプロデューサー、マイク・バークは、新著Ron Paul’s rEVOLution : The Man and the Movement He Inspired(『ロン・ポールの革命:人物像、そして彼が影響を与えた運動」』)の著者、ブライアン・ドハティに話を聞きました。ドハティは、ポール支持の代議員が、今週の共和党全国大会で果たす役割、そして共和党の未来に及ぼす影響について語りました。

  • 熱帯低気圧「アイザック」がメキシコ湾岸に接近しているにもかかわらず、タンパ市内では27日午前、数百人が共和党全国大会に対するデモを決行する予定です。本日の共和党全国大会の公式イベントは台風のため中止になりました。ですが、共和党全国大会デモ行進連盟(Coalition to March on the RNC)組織者らは一晩かけてビニールでプラカードなどをくるみました。地元警察や保安官事務所、州兵からの何千人もの要員が、グリーンゾーンと呼ばれている共和党全国大会付近の通りを巡回しています。本日はタンパ市内でのデモ組織に協力しているコードピンクの共同創設者で新著Drone Warfare : Killing by Remote Control(『無人機戦争:遠隔操作による殺害』)の著者メディア・ベンジャミンと、2008年のミネアポリスとセント・ポールで開催された共和党全国大会での動員によりFBIの監視リストに掲載されてしまった「民主主義社会のための学生(Students for a Democratic Society)」の活動家、トレイシー・モルムに話を聞きます。FBIは2010年、モルムら、政府の外交政策に批判的な反戦活動に関与していた活動家の自宅を家宅捜索しました。捜査はいまだ続行中ですが、彼女は抗議活動を続けています。

  • ボストン・グローブ紙記者のマイケル・クラニッシュは、新著「The Real Romney (『本当のロムニー』)」の共著者です。同書は、共和党大統領候補指名目前のミット・ロムニーの政治キャリアを分析するとともに、共和党の急激な右傾化と公民権への姿勢に抗議し、1964年の共和党全国大会から退場したロムニーの父、ジョージ・ロムニーの時代からの共和党の政治的な軌跡について考察しています。父親とは違い、ミット・ロムニーは「共和党の中の極端な勢力を抑制しようとする穏健派」ではなく、「今年始めに自認したように、共和党で優勢な右派の信頼を全面的に勝ちとろうとする、『ひどく保守的』な人物になったのです」とクラニッシュは語ります。ジョージ・ロムニーは右翼のジョン・バーチ協会が共和党に及ぼす影響を危惧していましたが、息子は間接的に恩恵を受けています。

  • ウィスコンシン州知事スコット・ウォーカーは、議論を呼んだ同州公務員の団体交渉権と福利厚生の縮小に着手してから1年後、今年6月の歴史的なリコール選挙で再選を果たしました。リコール選挙は、企業が選挙運動に思う存分、制限なしに資金提供することを可能にしたシチズンズ・ユナイテッド判決以来初めての選挙でした。ウォーカーはこの判決により対抗馬のミルウォーキー市長トム・バレットの7倍もの資金をつぎ込むことが可能になったとアナリストは見ています。ウォーカーは28日に共和党全国大会で演説を行う予定ですが、それに先立ち出席した「信仰と自由連盟(Faith and Freedom Coalition)」 の祝典での演説で、「ウォーカーはワーカーを嫌ってる」と唱えるデモ参加者たちの妨害を受けました。

  • 2012年の大統領選共和党候補の指名争いからすでに撤退したニュート・ギングリッチ元下院議長は26日、オバマ大統領のことを「米国史上最も過激な中絶支持者」と呼びました。26日朝、ギングリッチが日曜礼拝に出席したタンパ市のセイクリッド・ハート・カトリック教会でデモクラシーナウ!のディーナ・ガズダーとエイミー・リトルフィールドがギングリッチに取材を行いました。2人は、ギングリッチにオバマ大統領を「フードスタンプ大統領」と呼んだことについて質問。また、ミズーリ州下院議員で上院議員候補のトッド・エイキンが女性の体はエイキンが言うところの「本当のレイプ」なら妊娠はしないと発言したことについても質問をしました。

  • ニュート・ギングリッチ元下院議長とウィスコンシン州知事のスコット・ウォーカーは26日、11月の選挙で宗教保守票の獲得拡大を狙う大規模な活動を始めた「信仰と自由連盟(Faith and Freedom Coalition)」の祝典で演説をしました。長年の政治記者でアルターネットのワシントン支局長のアデル・スタンに、宗教右派とそれが大統領選に与える影響について聞きます。

  • タンパの共和党全国大会に向けて設置され、1930年代の大恐慌時に出来た「フーバービル」に似た「ロムニービル」野営キャンプ。「ロムニービル」の住人は、住宅差し押え、路上生活、貧困による犯罪に終わりを、と訴えています。「ロムニービル」住人でヒップホップコングレスのエグゼクティブディレクター、シャマコ・ノーブルと、2012年大統領選の緑の党副大統領候補で、「困窮者の経済的人権キャンペーン(Poor People’s Economic Human Rights Campaign)」の全国コーディネーターを務めるシェリ・ホンカラに話を聞きます。

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