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2012年2月29日(水)

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  • 内部告発サイト「ウィキリークス」が民間情報企業ストラトフォーの内部電子メールを公開しましたが、その中の1つに、米司法省がウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジに対する秘密起訴状をすでに用意していることを示すものがありました。このメールはハッカー集団アノニマスがストラスフォーのサーバーから入手した約500万のメールのうちの1通でした。「どういうわけかここにはストラスフォーという『影のCIA』と呼ばれる民間情報企業があって、そこがジュリアン・アサンジも持っていない、ウィキリークスも持っていない、そしてアサンジの弁護士も持っていない、そして秘密の、封印された起訴状に関する情報を持っているというわけです」と話すのは「憲法上の権利センター」(Center For Constitutional Rights)のマイケル・ラトナーです。彼はアサンジとウィキリークスの法務顧問も務めています。「私たちが目にしているものは、秘密主義、秘密主義、さらにまた秘密主義です」。このアサンジに対する起訴状のニュースは、米軍及び国務省の機密文書をウィキリークスに流したとされるブラッドリー・マニング上等兵の罪状認否のおよそ1週間後に公開されました。

  • 28日の共和党予備選挙でミット・ロムニーは勝利宣言を行いましたが、アリゾナ州では大差で勝ったものの、出身地であるミシガン州ではリック・サントラムに僅差での辛勝でした。経済が低迷する中、このミシガン州の予備選挙の結果はこの秋にオバマと対峙する共和党の挑戦にいまから影を落としています。ミシガンの経済的苦境は米国の他地域の経済低迷に先行しており、現在の9.3%という失業率も全米の8.3%という数字よりかなり高いものです。自動車産業の復活が選挙運動の中心課題ですが、ロムニーもサントラムも2008年の政府による公的救済には反対しています。ミシガン州には多くのアラブ系アメリカ人が住んでいて、2008年の大統領選挙では彼らは圧倒的にオバマを支持しました。ミシガンから政治記者でEclectablog創設者のクリス・サベージと、アメリカ・イスラム関係評議会代表のダウド・ワリドに話を聞きます。

  • シリア政府による反政府抗議と武装反乱への武力弾圧が始まって11カ月、死者数はすでに7500人を超えたという報告が上がってきています。活動家たちによればこの2日間だけでも250人以上が死亡したとの情報も──その大半がホムス州やハマー州での政府軍の砲撃によるものです。アムネスティ・インターナショナルの事務局長であるサリル・シェティに話を聞きます。彼はこれから国連の潘基文事務総長とシリア情勢について話し合うことになっています。「シリア政府は砲撃をやめなければならない」とシェティは言います。しかしアムネスティ・インターナショナルは、その圧力としての武力行使を求めているわけではないと彼は言います。「直近の問題は独立した人権監視団に自由な行動許可を与えることです。また、シリアへの武器の流入も止めなければなりません。こちらは私たちがずっと要求していることですが、武器禁輸措置はまだ始められていません」。シェティはまた、今週行われるイラン議会選挙の準備期間中の同国での表現の自由への弾圧や、エジプトでの人権問題、アムネスティ・インターナショナルが求めている実効的な世界武器貿易条約への運動についても話してくれました。

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