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2012年2月17日(金)

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  • 連邦議会で劇的な光景がありました。民主党の議員数人が公聴会の最中に退席したのです。この公聴会は、オバマ政権が医療保険サービスの規制で、健康上の配慮や避妊のための避妊薬の無料提供を、カトリック系の病院や大学が加入する保険にも適用することを義務付けたことに関するものでした。公聴会の議長が、この義務づけに賛成する女性の証言を阻止したことに反発して、議員たちが行動に出たというわけです。公聴会を途中退席したワシントンDC選出の下院議員エレノア・ホームズ・ノートンと、証言を妨げられたジョージタウン大学の法学生サンドラ・フルックに聞きます。ジョージタウン大学はカトリック系大学で、そこの医療保険は避妊医療をカバーしていません。

  • ピュリッツァー賞受賞のニューヨークタイムズ海外特派員アンソニー・シャディドが亡くなりました。43歳でした。シリア国内の衝突を取材中の14日、喘息の発作に見舞われたのが原因のようです。シャディドはレバノン系のアメリカ人でアラビア語を流暢に話し、他のジャーナリストたちには見ることのできなかった中東社会の様々な様相生を捉えてきました。米国によるイラク占領を取材していた際の、他に類のない取材で2004年と2010年の2回、国際報道でのピュリッツァー賞を受賞しました。シャディドはこの10年、数回にわたってデモクラシー・ナウ!にもゲストとして出演し、リビア、チュニジア、イラク、レバノンに関してリポートしてくれました。最後になってしまった2011年4月のインタビューからの抜粋を放送します。これは彼がリビアでムアンマル・カダフィ指導者の軍に6日間拘束された後、アメリカに戻ってきた直後に行われたインタビューです。

  • フロリダ州上院議会が州内の少なくとも27カ所の刑務所を民営化するという法案を否決しました。可決していれば全米最大の企業運営型刑務所が登場するところでした。議会は否決しましたが、共和党のリック・スコット知事はなおも知事権限で刑務所を民営化することができます。米司法省によると、民営刑務所に収監される受刑者の増加は17%と、全刑務所の囚人数の伸び率4%を上回っています。営利目的の刑務所運営事業者の最大手コレクションズ・コーポレーション・オブ・アメリカはこのほど48州に書簡を送り、州刑務所の買い上げを提案しました。20年間に及ぶ管理契約と、収容能力の90%という稼働率を保障することが条件です。刑務所民営化に関して2人のゲストと話し合います。フロリダ州の共和党上院議員マイク・ファサノは、南フロリダの州刑務所を民間会社に譲り渡す法案に対し反対運動を率いました。もう1人のマイク・ブリックナーはオハイオ州の米国自由人権協会(ACLU)の広報担当で、同協会の報告書"Prisons for Profit: A Look at Prison Privatization"(『営利目的の刑務所 刑務所民営化の調査』)の共同執筆者です。

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