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2012年2月6日(月)

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  • パキスタンで、武装勢力戦闘員とみられる対象を標的にしたCIAの無人機攻撃が救助隊や会葬者などの民間人を殺害しました。ロンドンを拠点とする調査報道ジャーナリスト協会による最新の報告書は、3年前のオバマ大統領就任以来、子ども60人以上を含む、535人もの民間人が殺害されたと発表しています。また、追加攻撃で、負傷者の救出を行おうとした市民50人が犠牲になったことがこの調査で判明しています。さらに、葬儀と会葬者を意図的に狙った攻撃で20人以上の民間人が死亡しました。調査報道ジャーナリスト協会のクリス・ウッドに話を聞きます。「当時、繰り返しニュースが流れたこと、ニューヨーク・タイムズ紙のような出版物、ロイターのような通信社、CNNなどで同時にニュースが取り上げられたこと、救助隊への攻撃があったこと、最初の攻撃の数分後、人びとが死傷者の救助に向かったときに無人機が戻ってきて、救助している人たちを攻撃したという報道があったことに留意しなければなりません。われわれは、この攻撃の被害に遭った50人の民間人の身元を確認できています。救助隊や会葬者らあわせて75人以上の民間人が殺害されたとみています」とウッズは説明します。

  • 次に、根拠のない悪魔崇拝者という噂に扇動された捜査の後、3人の8歳男児殺害の罪でアーカンソー州ウエスト・メンフィスの少年3人が1993年に刑務所に入った「ウエスト・メンフィスの3人」事件についてです。新作ドキュメンタリー映画「ウエスト・オブ・メンフィス(West of Memphis)」は、他ならぬ、有罪判決を受けた少年のうちの1人、ダミアン・エコールズの共同制作作品です。エコールズと他の受刑者2人は、20年近くの服役中、無罪を訴え続け、去年8月に釈放されました。最新のDNA鑑定では、現場に残されたものと3人のものは一致せず、他に身元不明の第三者の存在が判明しました。この映画は、被害者の1人の継父であるテリー・ホッブスがこの殺害に関与している可能性があると主張しています。映画では、被害者男児らの遺体は傷つけられたのではなく、アーカンソー州とテネシー州の州境の町に多く生息するカミツキガメによって損傷を受けた可能性を指摘しています。先日、サンダンス映画祭でデモクラシー・ナウ!は、エコールズにとても貴重なロングインタビューを行いました。「芯まで腐敗しきった司法制度を目の当たりにしてきた私は、司法制度というものを信用しませんでした。そして、いかなるシステムに対しても、私は完全に信用できなくなりました」とエコールズは語ります。「私が信用したのは、私たちの支援に足を運んでくれた全ての方たちです。支援者、調査を担当してくれた人たち、そして味方となってくれたみなさんです。私はこの人たちを信頼し、そのおかげで私はいつか釈放されるだろうと信じていました」。エコールズの妻、ローリー・デイビスと映画監督のエイミー・バーグに話を聞きます。

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