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2012年2月2日(木)

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  • 1日、アカデミー賞候補になった映画監督のジョシュ・フォックスが、水圧破堀法(フラッキング)として知られる天然ガス掘削テクニックに関する議会の公聴会を撮影しようとして手錠を掛けられ逮捕されました。米環境保護庁はフラッキングをワイオミング州パビリオン市の水質汚染の原因として報告していました。フォックスは、米国各地でのフラッキングの影響を収めた映画「ガスランド」を作り、数々の賞を受賞しましたが、今はその続編と撮っているところです。フォックスによれば、正式な許可証がないとして共和党が彼の撮影を拒否したことで彼は逮捕されました。「公聴会で何が起きているのか、伝えたかったのです。公聴会を邪魔しようとは思ってはいません。これは抗議ではありません」とフォックスは言います。「僕はただ単にジャーナリストとしての仕事をしようとしたまでです。公聴会でおきていることを中から国中の人に伝えたかったのです。EPAの(パビリオン、ワイオミング)報告書に対する反対意見が山ほど出てくるのはわかっていますから。詰まるところ、自分たちのために立ち上がり、地下水の汚染の調査をを要求しているパビリオン市の人々に見せたかったのです。そして、人々が公聴会の様子を、普通より開かれた場で見ると言うことを確実にしたかった。」

  • 1月第4週、オバマ大統領は国内のエネルギー増産についての演説の中で、米国を「天然ガスのサウジ・アラビア」と呼びました。この発言は、所有地にすでに二十数個の採ガス井を持つワイオミング州の農夫のジョン・フェントンを不安にさせています。2011年12月、米環境保護庁(EPA)は、ワイオミング州パビリオン市の水質汚濁は、天然ガスの抽出と物議を呼んでいるフラッキングとして知られるテクニックが原因と判決を下しました。「状況の変化は大変速かったです」とフェントンは言います。パビリオン市の近くの彼の土地でフラッキングが行われるようになって、飲料水は他所から運んでこなくてはならなくなりました。「水に大きな影響が出たのに気づくのにさほど時間がかかりませんでした。ディーゼル燃料のようなにおいがし始めたのです。メタンは水の中でポコポコと泡を立てていました。水を飲んで死んでしまった家畜がいる農家も出始めました。私たちの生活にも実に大きな影響が出ています。1日に24時間私たちの所有地に出たり入ったりする人々もいたりして、土地の価値が50パーセント以上値下がりしたのです」。EPAによるパビリオン市についての報告書をめぐる議会での公聴会で録音をしようとして逮捕された映画監督のジョシュ・フォックスにも話を聞きます。フォックスは全米のフラッキングの影響について、数々の賞を受賞したGasland(『ガスランド』)の続編を製作しています。

  • 米国を代表する乳がん慈善団体が、団体プランド・ペアレントフッド(Planned Parenthood)によって運営されている乳がん検診プログラムへの資金を削減する決定したことで、非常な注目を集めています。スーザン・G・コーメン・フォー・ザ・キュア(Susan G. Komen for the Cure)は、地方、州あるいは連邦当局の捜査を受けているあらゆる団体への資金提供を禁止した新しい政策に沿って、プランド・ペアレントフッド所属の83の団体のうち、19団体への資金提供の停止を認めました。プランド・ペアレントフッドの財政は現在、フロリダ州選出の中絶反対論者で共和党の下院議員、クリフ・スターンズによって進められている調査の対象になっています。「プランド・ペアレントフッドについてなされた政府の報告書をすべて見れば、クリフ・スターンズが探していると主張している容疑はどれも当てはまりません。だからこれは魔女狩りなんです」とアール・エイチ・リアリティ・チェック(RH Reality Check)の編集長で、最近"The Cancerous Politics and Ideology of the Susan G. Komen Foundation" (「ガンの政治とスーザン・G・コーメン財団のイデオロギー」)という記事を書いたのジョディ・ジャコブソンは言います。サウスイースタン バージニアのプランド・ペアレントフッドの代表で、2010年のコーメン財団からの助成金の受取人のパトリック・ハードと妻のベッシー・ハードにも話を聞きます。ベッシーは、コーメン財団の資金集めのイベントの参加経験もあり、現在乳がんの闘病生活を送っています。「資金集めが問題ではないのです」とパトリック・ハードは言います。「女性に道を開き、女性に教育を与え続け、プランド・ペアレントフッドが所在する地域の女性たちに引き続き仕えることを確実にするということが問題なのです」。

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