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2011年11月28日(月)

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  • NATO軍のヘリコプターと戦闘機が26日、辺境のパキスタン前哨基地2ヶ所を攻撃し、パキスタン軍兵士少なくとも24人が殺害されました。空爆は、アフガニスタンとの国境沿いにあるパキスタン北西部部族地域モハマンドで行われました。パキスタン側は理由もなく攻撃されたと主張しましたが、カブールに拠点がある西側当局者はNATOとアフガニスタン軍攻撃を受けたために自衛のために応戦したと主張しています。パキスタン側は対抗して26日、米国が主導するアフガニスタン駐留部隊のための必要物資搬送ルートの封鎖を行い、無人機攻撃に使われている基地からの撤退を米国に要求しました。憲法が専門の弁護士でSalon.comの政治・法律ブロガーでもあるグレン・グリーンウォルドに話を聞きました。「この地域で一体何が起きたのかわれわれは永久に知ることができないかもしれません。しかし、9.11同時多発テロ事件以降、米国が終わりのない戦争を行っていて、いまだに終わりが見えないということは明確です。それどころか、週ごとに段々エスカレートしてるように見えます」とグリーンウォルドは話しています。

  • 政治ブロガーのグレン・グリーンウォルドは最近の記事で、9.11同時多発テロから数週間後、当時の米国防長官がイラク、シリア、レバノン、リビア、ソマリア、スーダンそしてイランの体制を5年以内に変革する計画の概要を記したメモを配布していたことを、ウェズリー・クラーク元陸軍大将が職員から知らされたと回想したことについて取り上げました。クラークのコメントを一部放映し、それに対するグリーンウォルドのコメントを聞きました。「この動画を見て衝撃を受けたのは、ネオコンが政権を交代させようと計画していた7か国のリストを見ていくと、われわれの大統領は民主党でありそれゆえに新保守主義運動は無力であるはずなのに、実際には計画がほぼ果たされたことがよくわかります」とグリーンウォルドは話ます。

  • ウィキリークス創設者のジュリアン・アサンジは今週末、オーストラリアの2011年ウォークリー賞で、米国のピューリツァー賞に匹敵する栄誉である「ジャーナリズムへの最大の貢献」賞を受賞しました。アサンジの受賞スピーチを一部紹介し、憲法が専門の弁護士でSalon.comブロガーのグレン・グリーンウォルドに話を聞きました。また今日は、ウィキリークスが漏えいした米国務省の外交公電25万件の公開を開始し始めた「ケーブルゲート」からちょうど1年にあたります。関連ニュースとして、米軍は先日、ウィキリークスに公電を提供した罪に問われているブラッドリー・マニング陸軍上等兵の軍法会議予審を12月16日に開くことを決めました。「(マニングは)良心に従った行動で、終身刑もしくは死刑の判決を下される可能性がある」とグリーンウォルドは語ります。

  • バーレーン政府は、今年の民主化要求デモに対する当局の弾圧で組織的な人権侵害があったことが調査で判明したことを受けて、改革を進める委員会の設立を発表しましたが、野党はこの委員会への不参加を表明しています。先週公表された500ページの報告書は、ハマド・ビン・イサ・ハリファ国王の政府が行った様々な権利侵害を明らかにしました。この委員会によると、デモ中に拘束された人は3000人近くに上り、そのうち少なくとも700人がいまだに拘束されています。また35人が2月と3月の騒乱で死亡、その後さらに11人が死亡したと思われます。一方、軍事法廷で政府転覆罪で有罪判決を受けたバーレーン人の医師と看護士20人は、現在、一般法定で再審理が行われています。バーレーン情勢についてはさらに、デモクラシー・ナウ!特派員のアンジャリ・カマトが、カイロへの取材中にバーレーンの活動家、Ala’a Shehabiさんに話を聞きました。彼女の夫は民衆蜂起が起きた際に拘束され、投獄されたバーレーン人政治犯です。

  • エジプト系米国人ジャーナリストのモナ・エルタハウィーは23日、カイロのタハリール広場付近でエジプト治安部隊によって12時間拘束されました。拘束中、彼女は激しく殴打され、性的暴行を受けました。先日カイロから帰国したばかりのエルタハウィーが、スタジオで番組に参加します。「タハリール広場にいる多くの人たちが私のところへ来て、おでこにキスをしてくれました。私をハグして『われわれは彼らを見逃したりはしない。われわれがエジプトを取り戻すんだ』と言っていました。私はタハリール広場から数多くの愛と支援のメッセージを受け取って帰国しました。タハリール広場の精神で私の腕のけがが早く良くなりそうな気がします。これはエジプトのためなんです。人々は目を失いました。人々は殺害され、愛する人を失ったのです。私に起こった事はそれに比べて大したことではありません。私はメディアで発言することができますが、彼らはできません。だから私たちの改革は続くのだという事を世界中に伝えるために私はこの声を使おうと思うのです」とエルタハウィーは語りました。エジプト全土にわたり42人の死者と3000人の負傷者を出した9日間にわたるデモ隊と警官隊との激しい衝突の末、エジプトできょう、ポスト・ムバラク政権を選出するための初めての議会選挙が始まりました。

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