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2011年11月16日(水)

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  • 15日の火曜日夜遅く、警察が彼らの野営を強制的に排除してから24時間も経っていないのに、数千人のウォール街占拠運動の抗議者たちがズコッティ公園に猛然となだれ込みました。警察は自分の体を仲間の体や公園の樹木に鎖でつないで排除を拒んでいた十数人を含む200人以上を逮捕しました。一方、第一審裁判所の判事は、抗議者たちが公園に戻る際、バックパックやテント、寝袋を公園に持ち込むことを禁じた市の命令を支持しました。デモクラシー・ナウ!は野営解体後に再び集まった抗議運動の人たちから話を聞きました。「私がここにいる理由はこんなに多くの人間が苦しんでいるのを見るのにうんざりしているからです。1%の人間たちが労働者を尻目にすべての富をためこんでいる」とフィラデルフィア市警で警部まで務めて引退したレイ・ルイスは言います。彼はかつての同僚である警察官たちは「基本的に、1%に属する独裁者たちの法をただ執行しているだけ」と批判します。「その間に、自分たちの医療保険が削減され、年金も減少し、給料も下がっているのに、そのことに気づいてもいない」

  • 占拠運動は満2カ月をむかえます。この運動の戦略と成功について研究している2人のゲストをお迎えしています。作家のジェフ・シャーレットは「オキュパイ・ライターズ(占拠を支持するライターたち)」というグループの創設に助力し、ウォール街占拠の野営地から撤去された図書館コーナーの再建作業に協力しています。彼は最近ローリング・ストーン誌に、Inside Occupy Wall Street: How a Bunch of Anarchists and Radicals with Nothing but Sleeping Bags Launched a Nationwide Movement(『ウォール街占拠の内側:寝袋のほか何も持たないアナーキストと急進派の群れが全米的な運動をどう始めたのだったか?』)というタイトルの記事を書きました。マリーナ・シトリンにも話を聞きます。彼女はスペインからギリシャまで全世界の大衆運動を研究しており、ちょうどギリシャから帰ってきたばかりです。シトリンはウォール街占拠の集会というのは「革命的とは言えないにしても、急進的な組織の方法」を提示していると言います。「自分たちの近隣地区で集まって一緒になってそういうふうに組織になったら、それはただの組織というよりもう1つの統治政府みたいなものです」

  • 全米の一連の摘発では、暴動用装備に身を包んだ警官隊がウォール街占拠運動の野営地を解体し抗議者の逮捕を繰り返しました。その後、オークランド市長のジーン・クアンがBBCとのインタビューで米国内18都市の当局で構成される電話会議に参加し、占領運動にどう対処するかを話し合ったことを明らかにしました。米国やヨーロッパで警官隊が暴力的に抗議を取り締まっていますが、今日は国内の警察力への軍事技術の影響力がますます強くなっていることに目を向けたいと思います。スティーブン・グラハムは英国ニューキャッスル大学の都市社会学の教授です。彼の著書にCities Under Siege: The New Military Urbanism(『包囲される都市:新軍事都市』)があります。「占拠運動がこれほどパワルフルなのは、世界中の公的空間、特に象徴的な公的空間を占拠することで、都市というものが民主主義の土台となる空間であるということを再確認する働きをしているからです」

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