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2011年11月10日(木)

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  • イタリアが巨額の救済を必要とする新たな国家になるかもしれないという懸念が増大するなか、ヨーロッパの金融危機が引き続き悪化しています。欧州委員会は11日、ユーロ圏全体が2012年に不況に陥入る可能性があると認めました。ギリシャ、アイルランド、ポルトガルはすでに国際的な救済措置を受けていますが、イタリアの債務状況ははるかに危険であると考えられています。イタリアはギリシア、アイルランド、ポルトガルを合わせたよりも大きな、世界8位の経済大国です。イタリアの政治局面は依然として混乱しており、シルビオ・ベルルスコーニ首相は、議会が市場を収拾するための包括的な経済緊縮対策を承認した後に辞任すると約束しました。ローマにいる、イタリアの団体「世界銀行改革キャンペーン」(Campaign for World Bank Reform) のコーディネーターでイタリアの新聞・イル・マニフェストの元経済記者のアントニオ・トリカリコから最新情報を聞きます。

  • 議論を呼んだアリゾナ州の反移民法の立案者ラッセル・ピーアスが8日夜、リコール選挙で敗北しました。アリゾナ州上院議員でリコール選挙に敗れたのは彼が初めてです。彼は直ちにも辞任し、新しく選出された共和党のジェリー・ルイスに議席を譲らなければなりません。ピーアスは上院法1070を立案し、警察が合法的に拘束した人々の在留資格を調査することを義務付けました。ラッセル・ピーアスは不法移民の子供たちに市民権を与えないようにする裁量を州に与えようとする法案を通過させることにも尽力しました。移民人権を擁護する活動家にとってこのリコールは、様々な宗教あるいは政治的グループに所属する多彩な有権者たちをひとつにまとめあげるという、新しい政治的な組織戦略の成功を意味します。フェニックスの団体プロミス・アリゾナ(Promise Arizona)の代表ペトラ・ファルコンに話を聞きます。「人々には選択肢がありました。30年以上メサの住民として生活した価値観を生き、地域社会を一つにしようという目標を語る人物よりも、移民を悪魔扱いし州を二分させ、民主主義を疲弊させようとする人物を選ぶこともできたのです」とファルコンは言います。

  • 米国市民権を持たない両親が拘留され国外退去処分にされることにより、何千人もの米国生まれの子供たちが里親施設送りにされている様子を検証した新たな報告書が出ました。アプライド・リサーチ・センター(The Applied Research Center)の調査、「打ち砕かれた家族たち: 移民取締りと児童福祉システムの危険な邂逅」によると、拘留されたり国外退去処分にされた両親と再会することを阻まれ、里親施設で生活する子供たちが少なくとも5,100人いることが判明しました。もし何も改善されないでいると、今後5年間に里親施設で生活を余儀なくされる子供たちがあと1万5千人出ると研究者たちは見ています。その報告書の首席調査員のセス・フリード・ウェッスラーに話を聞きます。

  • ロウワーマンハッタンの「ウォール街を占拠せよ」の野営地で演奏したほんの数日後ですが、伝説的なミュージシャンのデビッド・クロスビーとグラハム・ナッシュがデモクラシー・ナウのスタジオにライブで参加しています。彼らにとって、「ウォ―ル街を占拠せよ」は、50年にも及ぶ歴史的なキャリアの中で彼らが支持した多くの大義の中で最近のものです。クロズビーとナッシュはクロスビー、スティルズ、ナッシュ&ヤングの創設メンバーとして最も知られ、ウッドストック・フェスティバルでも演奏したスーパー・グループです。何百万枚ものレコードが売れました。クロスビーとナッシュは2度のロックの殿堂入りを受賞しています。彼らの長年のキャリアにわたり、政治が彼らの音楽に中心的な役割を果たしました。「ウォール街を占拠せよ」運動について、クロスビーは言います。「連邦議会が彼らの利益を代表していないと感じている人はものすごくたくさんいる。議会は大企業に買収されてるとね。自分たちには力がなく、割を食っていると感じているんだ。」

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