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2011年11月7日(月)

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  • イスラエル軍は4日、ガザ行きの船舶2隻をガザの海上封鎖を破るとして公海内で阻止しました。カナダ船籍、アイルランド船籍の船舶が「ガザへの自由の波(Freedom Waves to Gaza)」船団を組織していました。イスラエル軍は乗船していた27人の活動家とデモクラシー・ナウ!のジハーン・ハーフィズ通信員を含むジャーナリスト全員の身柄を拘束しました。船団責任者によると、ハーフィズを含め21人はいまだイスラエルに拘束されています。イスラエルのガザ海上封鎖を破ろうとする国際活動家の試みは今回も失敗に終わりました。本日は、カナダ船籍の「タハリール」に乗船し、3日にエジプトに移送されたジャーナリストのリナ・アタラーにお話をうかがいます。アタラーはインデペンデントニュースサイト「アルマスリ・アルヨウム(Al-Masry Al-Youm)」英語版の編集長を務めています。Atallahは「(イスラエル海軍は)船を四方から囲み、銃口を私たち全員に向けました。軍は私たちの船に乗り込む前から銃を向けていました。ジャーナリストだとはっきりと示しているにもかかわらず、たとえばデモクラシー・ナウ!のジハーン・ハーフィズは記者証を外に出して示していたにもかかわらず、まず最初に膝まずき、両手を挙げることを指示されていました」と語ります。アタラーによると、テーザー銃を撃たれた乗員もいたということです。

  • 先月下旬、イスラマバードで米軍無人機による攻撃における地域社会への影響について話し合うためのミーティングがありました。無人機による自宅付近の攻撃を記録する目的で写真を学ぼうとボランティアをしていた16歳のタリク・アジズはミーティング参加者の1人でした。ミーティング後、72時間以内に、アジズは米無人機による攻撃で死亡しました。12歳になる彼のいとこもまた、10月31日の攻撃で亡くなっています。「人々は危ないと分かっているのに、ボランティアをするんです。タリクは特にです。遠隔地に住んでいるあの年頃の子は、機械に詳しくて民間の犠牲を記録するというアイディアにとても胸を高鳴らせていたからです」と亡くなる前日にアジズに会ったリポーターのプラタップ・チャッタジーは語っています。CIA主導の米軍による内密の無人機攻撃に関する大規模調査の一環として、チャッタジーと調査報道ジャーナリスト協会は、パキスタンの無人機による攻撃で175人の子どもを含む少なくとも392人の民間人が死亡したと発表しています。チャッタジーは「私はCIAが殺害前に人物の身元確認をしようとしていたのか疑問に感じているのです。CIAにとって、ISIにこの子どもたちを尋問させ、連行させ、拘束して取り調べを行わせることはとても簡単だったはず。でもその代わりに殺害することを選んだのです」と話しています。

  • 有名エジプト政治活動家でブロガーのアラー・アブドル・ファタハの母親は、昨日エジプト軍事評議会による息子アブドル・ファタハの拘束に抗議をするため、ハンガーストライキを始めました。アブドル・ファタハは約1ヶ月前の国営テレビ局Maspeeroで発生した軍とコプト教徒の衝突を扇動した疑いで先週逮捕されました。この事件で少なくとも28人が死亡しています。米軍のエジプト介入を規制する要求が活動家の間で高まったのを受け、クリントン米国務長官は米軍支援のいかなる条件にも介入はしないと回答しています。デモクラシー・ナウ!の特派員アンジャリ・カマトがカイロからリポートをまとめました。映像はビッグ・ノイズ・フィルムズのジャッキー・スーヘンとMosireenの提供です。

  • 6日、1万人以上のデモ参加者がホワイトハウス周辺に集まり、オバマ米大統領に、カナダからメキシコ湾岸までのキーストーンXLタールサンドオイルパイプライン建設を中止するよう要請しました。ちょうど1年後に大統領選が行われるこの日にデモ参加者は集い、パイプライン建設問題は政治的問題として大きくなりつつあります。今まで、オバマ米大統領は最終決定権は国務省にあるとしていましたが、先週初めてこの賛否両論があるカナダ・アルバータ州のタールサンド採掘所からアメリカ・テキサス州の精製所まで全長1700マイルもあるトランスカナダ社のパイプライン建設計画を可決するか否か大統領自身が最終決定を下すと表明しました。「この(日曜のデモ)は近年で一番深刻な環境問題課題になったということだけでなく、オバマ政権の中でも、最も直に国民から突きつけられた問題だ」とデモ主催者の一人で有力環境活動者であるビル・マッキベン氏は言っています。

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