「ウォール街を占拠せよ」野営デモは4週目に入りました。抗議に集まった数千人の人々は引き続き、自律的に運動を組織化し、拡大していくという課題に取り組んでいます。参加者が増えるに従い、メディアでは彼らが何者なのかという議論がさかんになっています。そこでデモクラシー・ナウ!のチームは報道機材を用意してロウワー・マンハッタンのズコッティ公園に向かい、抗議する人々自身の声を直接とどけることにします。最初はジャスティン・ウェデスの話を聞きます。この「ウォール街を占拠せよ」の組織者です。平和的にデモをして「言論の自由」の権利を行使していた人々を、警察がどう逮捕したのか、彼が説明します。「それに対する反応は──そして今や世界中がそれを見守っているでしょうが──平和的な抗議を黙らせようとすれば、その度に新たな支持者を爆発的に増やすことになるということ。それが今まさに起きているのです。それによって赤裸々にされる事実は、ニューヨーク市警がいったい誰に仕え、誰を守っているかということです。それが一般の国民でないならば…それは大きな問題です」
ニューヨークの独立放送局Democracy Now!を日本語でおとどけしています