全米労働関係委員会(NLRB)が、カリフォルニア州最大の病院チェーン「カイザー・パーマネンティ」の43000人の従業員を代表する2つの組合の間で昨年行われた選挙の結果を取り消すように勧告しました。この2つの組合とは巨大なサービス従業員国際組合(SEIU)と、そこから分裂したはるかに小規模な全米医療労働者組合(NUHW)で、激しい攻撃の応酬の末にSEIUがNUHWを破りました。しかしNLRBはこのほど、SEIUに不当行為があり、カイザーと仕組んで投票結果に影響を及ぼしたと判定したのです。デモクラシー・ナウ!の共同ホストでニューヨーク・デイリー・ニューズ紙のコラムニストであるフアン・ゴンザレスが、この労働運動にとっての「重大決定」についてコメントします。
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