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2010年12月13日(月)

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  • 米国上院は13日、オバマ大統領が発表して論争の巻き起こっている、ブッシュ大統領時代から続いている富裕層国民への減税延長の法律に関する重要な投票が行われます。今回の投票が発表された前週、大きな批判が起こりました。しかしそのなかで最も強く反対したのはバーニー・サンダース上院議員です。サンダースは10日午前10時24分、議会で演説を始め減税計画を批判しました。そして午後6時59分まで、8時間半以上のあいだ演台を離れることはありませんでした。バーニー氏の演説の一部を番組でお送りします。
  • カンクンで開催されていた国連気候変動枠組み条約の第16回締約国会議(COP16)は11日、約193の国・地域が、進展のとても少ない合意を決議し、閉幕しました。「カンクン合意」は主要経済国に温室効果ガスの排出削減を求めていますが、世界全体の削減量については定められていません。気候変動対策を監視するクライメート・アクション・トラッカー(Climate Action Tracker)の研究者たちは、この合意に従っても世界の気温は将来的に3.2度ほど上昇することになり、気候変動の被害に最もさらされている多数の貧困国で大きな被害が発生する危険性があります。また、貧困国の気候変動対策として2020年までに年間1000億ドル支援するための「グリーン気候基金」の設立が盛り込まれました。番組ではFoE(フレンズ・オブ・ジ・アース)の政策アナリストであるケイト・ホーナーと、センター・フォー・アメリカン・プログレス(Center for American Progress)のシニアフェロー、アンドリュー・ライトに話を聞きました。
  • カンクンでの気候変動会議閉幕の近づく10日、市民グループは抗議デモを行い、国連プロセスには欠陥があると批判しました。豪華なムーンパレスホテルの会議室で会議が閉幕に向かう中、市民グループは国連プロセスを批判する抗議デモを行い、そして自分たちが黙殺されていることに気が付きました。カンクンで取材を行っていたジョン・ハミルトンからの報告です。
  • COP16で最も切実な演説を行ったのは、太平洋の島しょ国ツバルの代表者でした。「終わりのない会議をする余裕は、われわれには無い」と、エネレ・ソポアンガ副首相兼外相はCOP16主要会合で演説しました。「より重要なことは、われわれは、気候変動の責任を追及する国々、その中でもとりわけ気候変動を起こしている側の国々の人質になっていることができないということだ。気候変動はツバルとって『生きるか死ぬか』という生存の問題なのです」。ツバルを含む島しょ国連合は、カンクン合意に署名しました。
  • 若き環境保護活動家らが、メキシコ・カンクンのムーンパレスホテル内にある中庭に、各国・地域に1本ずつの苗木193本を植えました。「話し合いは十分、木を植えよう」というのが活動家らのCOP16代表団へのメッセージです。プラント・フォー・ザ・プラネットの創設者、13才のフェリックス・フィンクベイナーは、100万本の木を各国に植えることを目指すと語りました。フェリックスの母国ドイツでは、すでにこの目標が達成されています。番組ではフェリックスと、カンクン出身の10才の少女、アレッサ・ミリディス・モンロイに話を聞きました。
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