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2010年6月30日(水)

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  • 連邦最高裁判事に指名のエレーナ・ケイガンに対する上院司法委員会の承認公聴会は29日に始まり、今日も続きます。初日のケイガンは批判に対し果敢に反論していました。15年前、ケイガンはこの最高裁判事承認プロセスを、被指名者が単に「陳腐な言葉を繰り返す」だけの「退屈で空疎な茶番」と呼んだことがあります。多くの目には、今回のケイガンもこの筋書きから目立って離れるものには見えませんでしたが、民主・共和両陣営の上院議員とのやり取りの中にはいくつかの白熱した瞬間があったことも確かです。何カ所か抜粋して放送するとともに、ハーバード大学の法学教授チャールズ・オグルトリーのコメントをお送りします。彼はケイガンの25年にわたる知り合いでありオバマ大統領の特別顧問でもあります。
  • ハーバード大学の指導的なアフリカ系アメリカ人教授ヘンリー・ルイス・ゲイツ・ジュニアが昨年、白人警官によって逮捕されたことに対する独立委員会による再調査結果が今日、ハーバード大学の所在地であるケンブリッジ市警から発表される予定です。この一件は全米ニュースになり、人種関連の議論も全米に広がってついにはホワイトハウスまで関与する問題となりました。ハーバード大法学教授チャールズ・オグルトリーは同事件で一貫してこのゲイツ教授の法律顧問を務め、他の人種プロファイリング事件とともにこの事件についてまとめた新著を出版しました。新書は The Presumption of Guilt: The Arrest of Henry Louis Gates, Jr. and Race, Class and Crime in America(『有罪推定:ヘンリー・ルイス・ゲイツ・ジュニアの逮捕とアメリカの人種・階級・犯罪』)です。
  • 92歳で亡くなったウエストバージニア選出の民主党の上院議員ロバート・バードの遺体は今日、安置されます。バードは1958年に上院に初当選して以来、先例のない上院9選を果たしました。1940年代、彼はウエストバージニア州の白人至上主義組織クー・クラックス・クラン(KKK)の著名なメンバーで、同組織の地区クランの重要な地位である「高貴なキュクロプス (exalted cyclops)」にまで昇進したほどです。このため彼は米軍における人種隔離制度撤廃に反対した他、1964年の公民権法審議の際にも議事妨害をしました。バードはその後、自身のKKKへの参加を嘆かわしい誤りだったとして謝罪しました。2008年の大統領選挙ではオバマを支持し、2003年にはイラク侵攻を進める当時のブッシュ大統領を先頭に立って批判しました。チャールズ・オグルトリーは「人はどう生まれたかによってではなく、どう生きたかによって判断される。結果的に彼は巨人であり勇者だったのだ」と言います。
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