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2010年2月9日(火)

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  • オバマ政権は海外での米国市民の殺害を承認したブッシュ時代の政策を維持していることを認めました。これは2月第1週の議会で国家情報長官のデニス・ブレアが証言したことで確認されました。ブレアは「もしも米国市民が海外でテロリストたちと共謀してほかの米国市民に危害を加えようとしているのなら、その個人は米国市民であるからといって軍や諜報員による殺害を免れるわけではない」と証言しました。デニス・クシニッチ下院議員とブロガーで弁護士のグレン・グリンウォルドに話を聞きます。
  • 最近、特定候補者の応援あるいは反対キャンペーンのために、企業が無制限の資金提供してよいかをめぐって、保守団体シティズンズ・ユナイテッドが起した裁判で、最高裁はそれを容認する判決を下しましたが、 新しい世論調査では、ほぼ2/3近くの回答者が、この判決に反対していることがわかりました。この判決に対してクシニッチとグリーンウォルドはそれぞれ角度の違う見解を示しています。
  • 米ペンシルバニア州選出の民主党の下院議員ジョン・マーサが胆嚢手術後の合併症のため77歳で死去しました。彼は下院国防小委員会の議長として影響力を持っていました。2002年にはイラク侵攻に賛成しましたが、その3年後には米軍の即時撤退を求める法案を提出して政府・議会関係者の多くを驚かせました。
  • カウンターパンチ・マガジン誌の最新号で、人類学者のデイビッド・プライスは、この4年あまりの間に米政府諜報部門が22の米国内大学に自分たちの出店を設置してきたことを暴露しています。諜報部門とはCIA(中央情報局)、FBI(連邦捜査局)、国家安全保障局、国防情報局、国土安全保障省などで、これらがインテリジェンス・コミュニティ・センター・フォー・アカデミック・エクセレンス(優秀な学生のための情報コミュニティセンター)=略称 I.C.C.A.E.(発音は「ベトベトする」という形容詞と同じイッキー)の創設に手を貸してきたといいます。このICCAEの目的は「大学における(諜報部門)部局のための適格な才能を発掘雇用する体系的かつ長期的なプログラムを創造すること」と「(諜報部門新人雇用のための)学生の供給パイプラインを増やすこと」です。
  • 現役諜報員に民間企業でのアルバイトを認めているというニュースでCIAに批判が集まっています。金融会社やヘッジ・ファンドのような富裕私企業と上級諜報部員の接触を認めてきた「ムーンライティング」と呼ばれる“内職”の存在が明らかになりました。内部的にはそれはCIAからの私企業への人員流出を防ぐためのものと見られているそうです。CIA広報によれば、「内職」諜報員は外部雇用に関して詳細な情報を提出するように求められているといいますが、この措置がいつから続いているものなのか、いったい何人の諜報員がこれを行っているのかなど、その内実はほとんど明らかになっていません。新著Broker, Trader, Lawyer, Spy: The Secret World of Corporate Espionage(『ブローカー、トレーダー、ロウヤー、スパイ;企業諜報活動の秘密の世界』)を出したばかりのエイモン・ジャバーズに話を聞きましょう。
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