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2009年11月3日(火)

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  • 連邦控訴裁判所は11月2日、米当局がカナダ国籍のマヘール・アラールをシリアに送還し、拷問を受けさせたことに対するアラールの訴えを棄却しました。第二巡回控訴裁判所は、議会がこうした訴訟を許可したことがないことを理由に、特例拘置引渡しの犠牲者は海外で受けた拷問について米国政府を訴えることはできないという判決を下しました。シリア出身のマヘール・アラールは2002年、チュニジアでの家族休暇からカナダへ帰る途中、ニューヨークで拘束されました。その後のカナダが行った公式調査によって、アラールは、彼がイスラム過激派と関係があるというカナダ当局者の間違った助言によって拘束されたことがわかりました。米当局はアラールをシリアへ送還し、彼はそこで1年間監禁され拷問を受けました。カナダ当局は2007年にアラールの容疑を撤回、拷問したことを謝罪。さらに数百万ドルの示談金を彼に払いました。
  • 米下院は11月3日、イスラエルが3週間のガザ地区攻撃で数多くの戦争犯罪を犯したことを報告した国連調査への非難を圧倒的多数で可決する予定です。南アフリカのリチャード・ゴールドストン判事が主導した調査は、ハマスの戦争犯罪についても非難し、双方が事実関係を調査するか国際裁判を受けるべきだと伝えています。イスラエルの攻撃によって、1300人以上のパレスチナ人が死亡し、そのほとんどは一般市民でした。一方、9人のイスラエル人がパレチナ人によって殺害され、4人のイスラエル人は味方による誤射で死亡しました。ゴールドストンの調査を「救いがたいほどに偏見があり、これ以上の討議または正当性を吟味するに値しない」とする下院法案は、超党派で法的拘束力を持つものではありませんが、投票は、国連総会が調査結果を取り上げる予定の1日前に行われます。
  • オバマ大統領が初のアフリカ系米国人大統領に選出された歴史的選挙から11月4日で1年を迎えます。新しく作られたドキュメンタリーは、選挙戦の未発表映像を交えながら、オバマが大統領になるという当初は不可能に思えた道のりをたどっています。制作者のエイミー・ライスとアリシア・サムズは、オバマの民主党指名候補への立候補発表の8ヶ月前、2006年の5月からオバマを取材し始めました。映像では、選挙戦の舞台裏を紹介するともに、オバマを勝利へと導いた支持者たちの草の根運動を取り上げています。
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