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2009年6月3日(水)

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  • ジョージ・ティラー医師殺害事件にからみ、米カンザスシティにある中絶クリニックの事務長の話を聞きます。彼は5月下旬、容疑者のスコット・ローダーについて2回にわたってFBIに通報していました。しかもその1回はティラー医師が殺害された前日でした。同容疑者が「エイド・フォー・ウィメン」という名のこのクリニック のドアのかぎ穴を接着剤でふさぐという破壊行為に出ていたからです。身を守るため「ジェフ・ピーダーソン」という仮名で出演する事務長は、FBIが彼の通報に適正に対応していれば ティラー医師は殺されずに済んだだろうと話します。
  • 同僚ジョージ・ティラー医師の葬儀に参列するため、スーザン・ロビンソン医師はカンザス州ウィチタに戻ります。FBIがティラー医師殺害容疑者に関してほかの中絶クリニックからも通報を受けていたというニュースについて話してくれました。
  • ティラー医師は1977年以来8人目の中絶医の犠牲者です。これは米政府がこれまで国内の右翼・反中絶過激派の脅威を真剣に受け止めて来なかった結果であると多くが批判しています。反中絶暴力を専門に取材執筆を続けている作家でジャーナリストのフレデリック・クラークソンと、Right-Wing Populism in America: Too Close for Comfort(『アメリカの右翼ポピュリズム:すぐそこにある不安』)の共著者でポリティカル・リサーチ・アソシエーツの上級アナリスト、チップ・バーレットに話を聞きます。
  • ジョー ジ・ティラー医師が2008年3月にフェミニスト・マジョリティ協会の人たちを前に行った講演から抜粋をお届けします。正義とより人間的な社会に向かうための彼の思いとして、ティラー医師は次のように話していました。「私たちはこれまで戦争や悪徳や憎悪や強欲や断罪やエゴや自己完結といったものを十分に試してきました。ところがそれらは失敗した。私たちには新たなパラダイムが必要です。それは私たち人間の付き合い方すべてにおけるやさしさや礼儀、正義、愛や敬意が創り出す枠組みのことです」。
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