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2009年1月21日(水)

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  • 1月20日午後零時4分、100万人を超える記録的な観衆 の前で、バラク・フセイン・オバマが宣誓し、アフリカ系アメリカ人として初めて米国大統領に就任しました。オバマが宣誓で手を載せた聖書はエイブラハム・リンカーンが1861年の就任式で使ったものでした。
  • オバマ大統領の就任式ではジョセフ・ラウリー師が祝祷を捧げました。ラウリー師は公民権運動史の中で傑出した人物です。1955年のローザ・パークス事件、つまりアラバマ州都モンゴメリーで公営バスに乗ったパークスが白人に席を譲らず人種隔離法違反で逮捕された事件で、彼はモンゴメリー・バス・ボイコット運動の主導者の一人でした。その2年後にはマーティン・ルーサー・キングと組んで南部キリスト者指導会議を創設。1965年には黒人選挙権を求めてセルマからモンゴメリーまでの大行進をも率いました。20日の就任式で、彼は黒人のアメリカ国歌といわれるLift Every Voice and Sing(すべての声を挙げて歌えよ)の冒頭部分の歌詞を引きながら祝祷を始めました。
  • 就任式翌日の21日の首都ワシントンでは80以上の祝福イベントが催されました。その中にはレストラン「バスボーイズ&ポエッツ」がスミソニアン国立郵便博物館と共催した平和舞踏会もありました。その会のハイライトはスペシャルゲストでホストでもある伝説的 歌手・俳優・人道運動家ハリー・ベラフォンテのスピーチでした。彼のスピーチ全編をお届けしましょう。
  • 20日のオバマの宣誓就任式を自分の目で見ようと、連邦議事堂へと続くナショナルモールは100万人以上の人々でいっぱいになりました。米国最初の黒人大統領を一目でも見るために、寒い中多くの人たちが何時間も並んで待っていました。
  • オンライン週刊誌ブラック・コメンテーターの筆者で編集者であるビル・フレッチャーが、歴史的大統領就任式に臨んで相反する感情を吐露します。変革のための政治を掲げて選出された米国初の黒人大統領誕生への安堵と、そして米国支援の下で行われている壊滅的なガザ攻撃下で、がれきの中に取り残されたパレスチナ人を思っての嘆きと怒りです。
  • バラク・フセイン・オバマが米国第44代大統領に宣誓就任しました。その就任演説で新大統領は、「我々は昔からの憎しみがいつか過ぎ去り、種族を分かつ境界線がいずれ消え、世界がより小さくなるにつれ、全ての人間に共通する人間らしさがその姿を現すと信じずにはいられない。米国は新たな平和の時代を先導する役割を果たさねばならない」と演説しました。就任演説の一部をお届けします。
  • 小説『カラー・パープル』の作者アリス・ウォーカーが、新大統領就任を祝う自作の詩を読んでくれます。また93歳になる伝説的な公民権運動家で哲学者のグレース・リー・ボッグズに電話で話を聞きます。
  • 就任パレードの沿道で、平和団体コードピンクが数千のピンク色のリボンを観衆に手渡し、選挙運動中にオバマ新大統領が約束した平和への公約を、彼に守らせる運動に参加するよう促しました。その公約とは、イラク戦争の終結、グアンタナモ収容所の閉鎖、特別軍事法廷法の却下、拷問の禁止、核兵器削減の実行、イランとの無条件での直接会談、上院が可決した国際条約の遵守です。コードピンク創設者、メディア・ベンジャミンに話を聞きます。
  • アメール・シュラブはハンユニス出身のパレスチナ人で、最近ヴァーモント州のミドルベリー・カレッジを卒業しました。16日、彼の父親と二人の兄弟が車で村から避難しようとした際、イスラエル軍の攻撃に遭いました。28歳のカッサーブは車から逃げようとして銃弾を浴び死亡、18歳のイブラヒムはその攻撃で負傷し生き残りましたが、イスラエル軍が救急車の通行を20時間以上も拒否したため手当てが間に合わず、父親の目の前で出血多量で死亡しました。アメールからこの話を聞きます。
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