フランシスコ教皇 日本で核兵器は人道に反すると批判 米国のカトリック反核運動家たちは収監に直面

2019/11/25(Mon)
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フランシスコ教皇は週末、広島と長崎を訪問しました。米国が1945年に世界初となる原子爆弾を投下し、20万人を超す死者を出した場所です。フランシスコ教皇は「核兵器のない世界は可能であり、必要である」と語りました。カトリック教会の最高指導者として、フランシスコ教皇は広島、長崎の原爆投下の生存者と面会し、核兵器の保有は人道に反すると宣言しました。教皇の日本訪問の傍ら、米国ではカトリックの平和活動家7人が判決を待っています。彼らは2018年4月4日にキングスベイ海軍潜水艦基地へ侵入した「プラウシェアズの7人」で、3件の重罪と1件の軽罪で有罪の評決を下されたばかりです。侵入時、ハンマー、犯罪現場に貼る立ち入り禁止テープ、彼らの血液を入れた哺乳ビンを持っていました。「プラウシェアズの7人」の1人、マーサ・ヘネシーに聞きます。カトリック労働運動の創始者ドロシー・ディの孫です。ペンタゴン・ペーパーズの内部告発者として知られるダニエル・エルズバーグにも聞きます。最近の著作は『最後の審判へのエンジン 核戦争の立案者の告白』です。エルズバーグは「プラウシェアズの7人」裁判での証言を妨害されました。

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