テキサスは無実の男を処刑するのか?新たな証言が出るなか、ロドニー・リードの家族が再審を要求

2019/11/6(Wed)
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テキサス州では、強姦と殺人の罪で、死刑囚として20年以上を監獄で過ごしてきたアフリカ系アメリカ人のロドニー・リードの近く予定される死刑執行を中止するよう求める声が高まっています。リードは、無実を主張しています。民主党と共和党両党の議員を含む26人のテキサス州議会議員のグループは、11月20日に予定されている処刑を停止するよう、グレッグ・アボット知事に今週書簡を提出しました。リードの命を救うよう求めるオンライン嘆願書には、1400筆を超える署名が寄せられています。処刑停止支持者には、キム・カーダシアン・ウエスト、リアーナ、ミーク・ミルなどの著名人も名を連ねています。リードは、1996年に恋愛関係にあった19歳の白人女性ステイシー・スタイツを殺害したとして有罪判決を受け、死刑を宣告されました。しかし、リードの裁判後、スタイツの当時の婚約者であった白人警官ジミー・フェネルの関与を示唆する重要な証拠が現れました。フェネルは、その後、別件の誘拐とレイプ容疑で投獄されました。大きな進展となったのは、フェネルと同時期に刑務所に収監されていた人物が、婚約者が黒人男性と浮気していたため彼女を殺したと、フェネルが刑務所で認めたと断言する宣誓供述書に先月、署名したことでした。ロドニー・リードの兄、ロドリック・リード、義理の姉妹ウワナ・アクパン、「イノセンス・プロジェクト」の弁護士ブライス・ベンジェットに話を聞きます。

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