「メルトダウン」:米下院が354対60票で大統領の政策を非難 トランプはシリア撤退を擁護

2019/10/17(Thu)
記事番号: 
2

トルコがシリア北部のクルド支配下地域への攻撃を始めたため、市民30万人が行き場を失っています。米下院は10月16日、トランプ大統領のこの政策を非難する決議案を可決しました。トランプがシリア北部のクルド地域を保護していた小規模な米軍を突然撤退するという決定をしたことは、トルコに同地域を攻撃する青信号を出すも同然の行為でした。その直後の10月9日、トルコはクルド地域に侵攻しました。以来、クルド勢力はロシアが支援するシリア政府と手を結んでおり、クルドが拘束していた自称「イスラム国」(ISIS)の元戦闘員の一部は逃走しています。ニューヨーク市立大学社会学および人類学准教授オスレム・ゴーナーに話を聞きます。ゴーナーは「ロジャヴァのための緊急委員会」(Emergency Committee for Rojava)のメンバーです。

共有します