ボサム・ジーンを殺害した白人警官に殺人で有罪判決 遺族の弁護士「今後の判決の先例になる」と称賛

2019/10/2(Wed)
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2018年、ダラスで26歳の黒人男性をダラスの彼の自宅で射殺した白人の非番の警察官が、10月1日、殺人罪で有罪判決を受けました。警官のアンバー・ガイガーは、ボサム・ジーンのアパートに自宅と勘違いして入り、彼を射殺しました。ジーンの部屋は、ガイガーの部屋と同じ建物の1階下に位置していました。彼女は公判で、ジーンが侵入者だと思いこんだと主張しました。「ダラス・モーニング・ニュース」紙によると、ダラスの警察官が、殺人で有罪判決を受ける1970年代以来、ガイガーが初めてです。事件の詳細について、ボサム・ジーンの遺族の弁護士であるベンジャミン・クランプに話を聞きます。彼は、この判決は「今後の判決の先例」となり得るものであり、白人の警察官が、武器をもたない黒人やラティノを殺したら、相応の結果を伴う、ということを示すものだと言います。

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