アフガン政府抜きの米国とタリバンとの和平交渉が続くなか 複数の爆弾殺人がアフガニスタンを破壊

2019/8/20(Tue)
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アフガニスタン東部の都市ジャララバードで8月19日、一連の自爆攻撃がレストランや他の公共施設を破壊し、少なくとも66人が負傷しました。アフガニスタン独立100周年記念日に起きた今回の爆破の前には、8月17日に63人が死亡、約200人が負傷するカブールの結婚式での残虐な自爆テロが起きています。イラク・シリア・イスラム国(ISIS)が犯行を認めているこのテロは、2019年に入ってからアフガニスタンで起きた最も多くの犠牲者を出した事件です。これらの爆破事件の一方、米国とタリバンが数ヶ月にわたって協議してきた和平交渉が大詰めを迎えたと報じられています。この和平交渉の最大の争点には、9月に選挙が行われる予定のアフガニスタンからの米軍の撤退が含まれています。アフガニスタンを拠点とする24時間ニュースチャネル「TOLOニュース」(TOLOnews)の報道ディレクター、ロトフラー・ナジャフィザダに話を聞きます。

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