トランプがアンティファを犯罪者にしようとする一方 ポートランドはプラウド・ボーイズやその他の極右集団を拒絶

2019/8/20(Tue)
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オレゴン州ポートランドで8月第2週末、白人至上主義者たちが路上に集結し、彼らが呼ぶところの「国内テロ防止」(End Domestic Terrorism)集会を開催しました。しかし、ポートランド中から集まった集会に反対する大規模な抗議は、集会参加者を数で圧倒しました。一方、警察は「プラウド・ボーイズ」(Proud Boys)や「愛国者の祈り」(Patriot Prayer)、その他の極右集団がポートランド市の主要な橋の1つを渡るのを護衛しました。警察はその日1日を通して13人を逮捕し、武器を没収しましたが、ポートランド市長テッド・ウィーラーが述べた、同市が備えていた「最悪の事態」はほとんど回避されました。ポートランド警察は、推定1200人の抗議者2人に1人の割合よりも多い、700人の警官を巡回させました。一部の共和党議員は、アンティファ(ファシズムに反対する勢力)をテロ組織と認定するよう求めていますが、FBIは米国の国内テロのほとんどは白人至上主義者によるものと認めています。2019年にオレゴン州ポートランド市議会初のアフリカ系米国人女性になったジョー・アン・ハーデストと、ポートランドを拠点とするフリーランスジャーナリスト兼映画製作者で、Fascism Today: What It Is and How to End It(『現代のファシズム:その実態と終結法』)の著者であるシェイン・バーレーに話を聞きます。

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