エリック・ガーナーの娘エメラルド・ガーナー パンタレオの解雇は「ずっと前にされるべきだった」

2019/8/20(Tue)
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違法とされているチョークホールド(首への羽交い絞め)によって2014年にエリック・ガーナーを死亡させた警察官ダニエル・パンタレオが8月19日、解雇され年金給付を剥奪されました。パンタレオが、丸腰のアフリカ系米国人男性ガーナーが地面に倒れるまでチョークホールドにした事件から、この決定が下されるまでに5年以上が経っています。ガーナーは死の直前、11回にわたって「息ができない」とあえぎながら口にしました。ガーナーの家族と市民社会からの批判にもかかわらず、殺害事件後パンタレオは内勤として警察で働き続けていました。ガーナーの死から5周年に当たる7月、ガーナの家族と支援者らがニューヨーク市にパンタレオと事件に関わった他の警察官たちを処罰するよう求めていたにもかかわらず、司法省は、パンタレオを刑事訴追することを拒否しました。ガーナーの事件はここ数年、警察の責任を追及する「黒人の命も大切」運動の後押しをしてきました。ガーナーの家族は、ニューヨーク市警察にガーナーの死に関わった他の警察官たちを解雇するよう求める一方、パンタレオの弁護士によるどんな控訴も阻止すると明言し、正義を求める闘いを続けています。エリック・ガーナーの末娘エメラルド・ガーナ―に話を聞きます。

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