ジョン・カルロス・フレイ:メキシコ国境での人命にかかわる米国のひそかな戦争は虐殺に近づいている

2019/7/10(Wed)
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ジョン・カルロス・フレイの新著Sand and Blood: America’s Stealth War on the Mexico Border(『「砂と血:メキシコ国境における米国のひそかな戦争』)は、民主・共和両党による数十年にわたる人の生死にかかわる劣悪な移民政策を通して、いかにして米国とメキシコの国境が戦争地帯と化したかを年代を追って記録しています。が、同書はまた彼の家族の個人的な家族史を通しての米国境の検証でもあります。フレイはメキシコのティファナで生まれ、まだ幼児の頃1965年に、家族と一緒に米国に移住しました。カリフォルニア州サンディエゴ南部で育った彼は、米国の移民政策が国境地帯に及ぼす影響を毎日目の当たりにしました。彼の父親は米国市民でしたが、母親はメキシコからの移民でした。フレイの本の献辞には、「私や私の兄弟姉妹により良い人生を与えようとしてメキシコから米国に移民した私の母へ、そして同じ思いで移住を試み、命を落としたすべての母と父に」と記されています。ニューヨークのスタジオでジョン・カルロス・フレイに話を聞きます。

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