米国支援の治安部隊に母を殺されたルクレシア・マックがグアテマラ議会のメンバーになる

2019/6/21(Fri)
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詐欺と汚職が目立つグアテマラの総選挙で、ルクレシア・エルナンデス・マックは、同国で政治に希望を与える数少ない新人議員の1人です。彼女は革新政党モビエント・セミラ(Movimiento Semilla)からグアテマラ議会に立候補し、当選しました。グアテマラの最高選挙裁判所は20日(木曜)、先週の日曜日(16日)の大統領選挙及び議会選挙の後に浮上した詐欺疑惑の中で、再集計を行うと発表しました。エルナンデス・マックはグアテマラの著名な人類学者ミルナ・マックの娘です。ミルナ・マックは1990年9月11日、36年にわたる残虐な内戦の中で米国主導のグアテマラ治安部隊に殺害されました。ヘルナンデス・マックは2016年、グアテマラの保健省を率いる初めての女性となりましたが、グアテマラ現大統領ジミー・モラレスが国連支援のグアテマラ免責防止国際委員会はもはや歓迎されないと発表した後、辞任しました。彼女が収めた歴史的な勝利について、グアテマラの元検事総長テルマ・アルダナとルクレシア・エルナンデス・マックに話を聞きます。

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