国際刑事裁判所の「危険な決断」。米国の圧力の後、アフガニスタンでの米国による戦争犯罪をめぐる捜査を断念

2019/4/17(Wed)
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国際刑事裁判所(ICC)は、アフガニスタンにおいて米国および他の関係者による戦争犯罪、および人道に対する罪が犯されなかったかをめぐる捜査を行わないと発表しました。捜査に対する米国の協力の欠如が、この決定の背後にあることをICCは示唆しました。4月初め、米国はICCの主任検察官、ファトウ・ベンソウダのビザをはく奪しました。 ICCによる2016年の報告は、現在も進行中のアフガニスタンでの戦争中に、少なくとも61人の囚人を拷問したとして米軍を非難しました。報告書はまた、CIAがアフガニスタン、ポーランド、ルーマニア、リトアニアにあるCIA刑務所で、少なくとも27人の囚人を、強姦を含む拷問にかけたとして非難しています。「憲法上の権利センター」(Center for Constitutional Rights.)の上級弁護士、キャサリン・ギャラガーに話を聞きます。

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