米原子力潜水艦基地に侵入した平和活動家たち 最長25年の刑に直面

2019/4/8(Mon)
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1年以上にわたって裁判前に勾留されている平和活動家たちがいます。昨年4月に、米国の核兵器に抗議するためジョージア州のキングスベイ海軍潜水艦基地に侵入したグループです。この行動は2018年4月4日、キング牧師暗殺50周年の日に行われました。7人の反核活動家は、ハンマーと犯罪現場を囲うテープ、自分の血を入れた哺乳瓶で「武装」し、世界最大の原子力潜水艦基地の一つであるキングスベイに忍び込みました。目的は、停泊していた核ミサイル潜水艦6隻を象徴的に「武装解除」することでした。潜水艦は1隻につき、熱核弾頭を搭載したトライデントミサイル20基を積んでいます。この歴史的行動から1年、活動家のうち3人は今もジョージア州の刑事収容施設に入ったままです。残りの4人は保釈金5万ドルを支払い、足首に監視装置をつけて保釈されました。7人は全員、自らの行動のために最長25年の刑に直面しています。ノーベル平和賞受賞の南アフリカのデズモンド・ツツ元大主教、ダニエル・エルズバーグ、ノーム・チョムスキーなど世界の指導者や活動家、学者は4月4日、ウィリアム・バー米司法長官宛ての嘆願書を公開し、7人の罪状をただちに取り下げるよう求めました。デモクラシー・ナウ!はこのほど、保釈された4人に話を聞くことができました。マーサ・ヘネシー、カルメン・トロッタ、パトリック・オニール、クレア・グレーディです。

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