「企業殺人」エチオピア墜落事故で姪を亡したラルフ・ネイダー ボーイング社にリコールを要求

2019/4/5(Fri)
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不法死亡訴訟が提訴されたのと同じ日、先月のエチオピア航空の墜落事故に関する予備調査で航空機メーカーの悪事を指摘する詳細な詳細が明らかにされ、新たな疑惑が浮上しました。はたしてパイロットは新しいソフトウェアを使いこなすための適切な指示を与えられていたのでしょうか。この調査結果は、18人の調査官によるチームの分析に基づいており、エチオピア航空302便の墜落事故で、搭乗していた157人全員が死亡してから1か月もたたぬ4日(木)にエチオピアで発表されました。報告書は、エチオピア航空のパイロットが経験した技術的な問題は、昨年10月に離陸直後に墜落したインドネシアのライオン航空610便のものと酷似していると指摘しています。両フライトともボーイング737 MAX 8型機でした。4日に、エチオピアの墜落事故をめぐり米国で最初の訴訟が、犠牲者の一人24歳のサムヤ・ストゥモの遺族によってボーイング社を相手取って起こされました。 サムヤは、長年米国の消費者運動家、企業評論家、元大統領候補のラルフ・ネイダーの又姪です。ネイダーに、MAX 8型航空機全737機すべての飛行を取りやめよという呼びかけと、又姪が残した遺産について聞きます。また、米国最大の非営利の航空機旅客権利団体フライヤーズ・ライト(Flyers Rights)の代表ポール・ハドソンとも話します。

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