「民主主義にとって喜ばしい瞬間」:エルドアンの公正発展党 トルコ地方選挙で大きな敗北

2019/4/4(Thu)
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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の公正発展党(AKP)は、2003年から16年間トルコの政治を牛耳ってきましたが、先週末の地方選挙で大きな敗北を期しました。AKPはトルコの2大都市イスタンブールおよびアンカラで与党の座を追われ、選挙結果に疑問を呈しています。有権者はエルドアンの独裁的な政治に不満を示しており、インフレと失業率の増加にも直面しています。選挙結果への疑問が上がったため、現在再集計が行われています。「今、エルドアンを批判するとテロリズム容疑か大統領への名誉棄損罪に問われます」と、ニュースクール大学教授で、「資本主義学のためのハイルブローナー・センター」(Heilbroner Center for Capitalism Studies)のファクルティー・フェローであるコライ・チャリスカンは言います。チャリスカンはトルコで25回起訴されています。「エルドアンはこうやって反対派を黙らせてきたのです」

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