オカシオコルテスとマーキーの両議員が大胆な米国の脱化石燃料計画「グリーン・ニューディール」を発表

2019/2/8(Fri)
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数カ月前からの期待に応え、ニューヨーク州選出の民主党下院議員アレクサンドリア・オカシオコルテスとマサチューセッツ州選出の民主党上院議員エド・マーキーが7日(木)、グリーン・ニューディール決議案を提出しました。米国の温室効果ガスの排出量を10年以内に差し引きでゼロにする意欲的な計画です。これを達成するため、公共交通機関や連邦政府の雇用に多額の投資を行い、米国の電力源を完全に化石燃料から離脱させ、先住民族に影響を及ぼす決定については事前に彼らの同意と承認を得るという先住民の権利の法制化などが盛り込まれています。民主党のナンシー・ペロシ下院議長は6日に、この法案を「グリーン・ドリームとかなんとかいう提案」と呼んで嘲笑していたようです。タイプ・メディアセンターの特別研究員でインターセプト誌やジャコバン誌に寄稿するジャーナリストのケイト・アロノフ氏に話を聞きます。

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