ベネズエラで次に何が起きるのか? 米国と野党が危機を平和的に終わらせる交渉を拒否

2019/2/5(Tue)
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ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、ローマ教皇フランシスコに、ベネズエラの危機の平和的解決への助力を求めました。マドゥロは、野党指導者のフアン・グアイドが自身をベネズエラの暫定大統領と宣言してから2週間、マドゥロ大統領は国際社会からの高まる辞任への圧力に直面しています。グアイドは1月23日、トランプ政権からの支援を申し出たマイク・ペンス米副大統領との談合をおこなったのちにこの発表を行いました。それ以来、オーストリア、イギリス、デンマーク、フランス、ドイツ、スペイン、スウェーデンなどの国が相次いでグアイドの大統領就任を公式に承認しました。イタリアはグアイドを承認する欧州連合の声明を阻止し、アイルランドとギリシャは新たな選挙を要請、グアイドの大統領就任はまだ認めていません。一方、ベネズエラの野党と米国は、メキシコとウルグアイによる両派間の話し合いを主催するという申し出を拒否しました。「ラテンアメリカに関するワシントンDCオフィス」(Washington Office on Latin America)の上級研究員で、テュレーン大学の社会学教授であるデビッド・スミルデに話を聞きます。カリフォニアからはポモナ大学の教授でThe Enduring Legacy: Oil, Culture, and Society in Venezuela(『恒久的遺産――ベネズエラの石油、文化そして社会』) そしてVenezuela: What Everyone Needs to Know(『ベネズエラーみんなが知るべき事』)の著者ミゲル・ティンカー=サラスに話を聞きます。

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