トランプ政権の労働長官 未成年への性犯罪常習者の大富豪ジェフリー・エプスタインと司法取引をした疑惑が浮上

2019/1/4(Fri)
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ここ数カ月、トランプ政権の高官や閣僚が汚職などの問題で相次いで辞任に追いやられており、2年前にトランプが大統領に就任して以来、政権は最も不安定な状態です。次に辞任する閣僚は労働長官アレックス・アコスタになるのかどうか見てみましょう。マイアミ・ヘラルド紙の調査報道により、アコスタはフロリダ州の連邦検事をつとめた時代に、「子供を狙った連続性犯罪者に対する史上最も寛大な司法取引のひとつ」を行ったことが明らかになりました。ヘッジファンドを運営する大富豪ジェフリー・エプスタインは、ビル・クリントンやドナルド・トランプなどの友人ですが、フロリダで何百人もの未成年の少女に痴漢行為を働き、人身売買した容疑で訴追されました。しかし、それに対する処罰は、わずか13カ月間の郡刑務所での服役[重罪犯扱いではないということ]のみでした。マイアミ・ヘラルド紙で長年調査報道記者を務めるジュリー・ブラウンの話を聞きます。彼女は「司法の倒錯」という連載で大富豪ジェフリー・エプスタインの犯罪を次々と暴いています。

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