虚偽証言と大規模な米国のプロパガンダマシンがブッシュ・シニアのイラク戦争をいかにして支えたか

2018/12/5(Wed)
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先日逝去したジョージ・H・W・ブッシュの回想を各メディアが展開していますが、デモクラシー・ナウ!では、1991年のイラク侵攻の長期に及ぶインパクト、そして侵攻を促す効果を上げたプロパガンダキャンペーンに目を向けます。湾岸戦争は1991年2月に終了しましたが、イラクでの米国の戦争は最初は破壊的な制裁の形で、その後は2003年のジョージ・W・ブッシュによって発動された侵攻の形で、その後何十年にもわたって続くことになりました。イラクにはいまなお、米軍と軍事請負会社の数千人が残留しています。ブッシュ・シニアのイラク戦争で多くの人が忘れているのは、侵攻開始前に米国内で大々的に繰り広げられたプロパガンダの取り組みです。米国のメディアがいかにイラク戦争を促したかをジャーナリストのジョン・リック・マッカーサーと振り返ります。マッカーサーはハーパーズ誌の社長兼発行人でSecond Front: Censorship and Propaganda in the 1991 Gulf War(『第二の前線:1991年湾岸戦争の検閲とプロパガンダ』)の著者でもあります。

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