キャロル・アンダーソン:大規模な投票抑圧がジョージア州知事選の決定要因となる可能性

2018/11/7(Wed)
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ジョージア州の知事選挙では、ブライアン・ケンプ候補が民主党のステイシー・エイブラムズ候補に対し僅差のリードを保っています。エイブラムズが当選すれば、米国史上初めての女性州知事になります。今のところケンプ候補が僅かにリードしていますが、数千の不在者投票が未開票のため、エイブラムズ候補は敗北を認めていません。現在、ケンプ候補の得票率は50.5パーセントですが、50パーセントを切れば、決選投票にもちこまれます。ジョージア州の知事選挙は、現職の州務長官であるブライアン・ケンプ候補による投票妨害があったとする批判が各方面からあがっています。エモリー大学のアフリカ系アメリカ人研究学科長であるキャロル・アンダーソンに詳しく聞きます。最新の著書は、One Person, No Vote: How Voter Suppression Is Destroying Our Democracy(『一人ゼロ票~投票妨害が如何に民主主義を破壊しているか』)です。

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