「彼は始めから殺すつもりだった」 自称ミソジニストが女性2人を殺害 フロリダ州のヨガ・スタジオで

2018/11/5(Mon)
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フロリダ州タラハシーで2日、極右過激派でミソジニスト(女性嫌悪者)を名乗る男がヨガ教室に押し入り、女性2人を射殺しました。男はスコット・バイアリー40歳で、殺されたのはフロリダ州立大学教員で医者のナンシー・バン・ベセム61歳と、同大学の学生マウラ・ビンクリー21歳です。女性4人が重傷を負い、1人は弾丸を9発も浴びました。バイアリーは銃口を自分に向ける前に、ピストルで男性1人を殴ってもいました。警察によると、バイアリーは自分が発射した銃弾によって死亡しているのが現場で発見されました。バイアリーには、オンラインの動画や歌で女性、黒人、移民を攻撃した過去がありました。それ以前にも女性への嫌がらせで捜査を受けたことがあり、少なくとも2回逮捕されています。そのうち1回は女性複数に対する暴行容疑でした。首都ワシントンにいるソラヤ・チェマリーに聞きます。チェマリーはベテランフェミニズム活動家で、近著はRage Becomes Her: The Power of Women’s Anger(『怒りが彼女になる:女性たちの怒りのパワー』)です。「女性メディアセンター」(the Women’s Media Center)のスピーチプロジェクト総監を務めています。

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