バチカン エルサルバドルのオスカル・ロメロ大司教を列聖 米国が支援する暗殺部隊に殺害

2018/10/15(Mon)
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フランシスコ教皇は、エルサルバドルのオスカル・ロメロ大司教を聖人として宣言しました。貧しい人や虐げられた人のために戦ったロメロは1980年、米国の支援を受けた右翼の暗殺部隊に殺されました。米国が支援する残忍な軍事政権期の初期でした。フランシスコ教皇は、ロメロが暗殺されたときにつけていた血に染まったロープベルトを身に着け、ロメオは自身の命を顧みることなく、貧しい人々や信徒らに寄り添おうとしたと称賛しました。人権弁護士でAssassination of a Saint: The Plot to Murder Óscar Romero and the Quest to Bring His Killers to Justice”(『聖人の殺害:オスカル・ロメオの殺害計画と殺害者を裁くための戦い』)の著者であるマット・アイゼンブラントに話を聞きます。アイゼンブラントは、ロメロ殺害について唯一の判決をもたらした裁判チームの一員を務めました。

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