トランプ政権が国境での家族分離政策を再開か 人権団体ACLUは「人々の抗議が必須」

2018/10/15(Mon)
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トランプ政権は、米国・メキシコ国境で移民の子どもを強制的に家族から分離する政策の再開を検討していると伝えられています。幅広い批判を招いた前回の措置によって家族離散となった全体の人数はいまだにわかっていません。アムネスティ・インターナショナルが新たに発表した報告によれば、入国管理当局は4月から8月までに約6000家族を分離、これまでに考えられていたよりもずっと多い子どもや親が被害を受けていたとみられます。トランプ政権の当局者は、亡命を求める家族を最長20日間拘束し、その後、親に対して、移民案件の手続きが進む数カ月から数年を子ども一緒に拘束されて過ごすか、子どもを政府の避難所に送り、親族などが後見人となれるようにするかを強制的に選ばせる計画を検討しています。「アメリカ自由人権協会」(ACLU)の移民の権利プロジェクトの副代表を務めるリー・ゲラーントに話を聞きます。ゲラーントは、トランプ政権の家族分離政策に反対するACLUの全米キャンペーンを率いる弁護士です。

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