税務当局が税金詐欺でトランプへの捜査を開始 両親の脱税を手伝ったというニューヨーク・タイムスの暴露記事を受けて

2018/10/4(Thu)
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ニューヨーク州税務金融局は、ニューヨーク・タイムズ紙による大型暴露記事を受けて、詐欺と脱税容疑で大統領への捜査を開始しました。この記事でトランプが5億ドル近くの遺産を脱税とあからさまな詐欺で相続したことが明らかにされたため、ニューヨークのビル・デブラシオ市長も市当局による捜査を求め、民主党派のロン・ワイデン上院議員は米国税局(IRS)に大統領を捜査するよう要求しています。ニューヨーク・タイムズによる1万3000ワードの調査報道記事によれば、故フレッドおよびメアリー・トランプは10億ドル以上の遺産を子供たちに残しましたが、本来支払うべき5億5000万ドルの相続税の5パーセント以下しか支払いませんでした。また、ドナルド・トランプは税金を軽減するため、両親の国税局への確定申告で彼らが所有する不動産の価値を数億ドル単位で過少評価することに手を貸しました。3度のピュリッツァー賞受賞歴を誇るニューヨーク・タイムズ紙調査報道記者で、新たな調査記事 ”Trump Engaged in Suspect Tax Schemes as He Reaped Riches from His Father”(「父から遺産相続をする際、怪しい脱税スキームに手を染めたトランプ」)の主筆であるデイビット・バーストウに話を聞きます。この記事はスーザン・クレイグおよびラス・ビュートナーが共同執筆しました。

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