連邦緊急事態管理局から移民税関捜査局に資金移動 ハリケーン「フローレンス」後の強制送還を恐れて保護を求める移民たち

2018/9/18(Tue)
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ハリケーン「フローレンス」は山場を越えましたが、地方当局は南北カロライナ州とバージニア州の住人たちにとっても最も危険な洪水はこれからだと言っています。数千人が自宅からの避難命令を受け、さらに数百人以上が増水からの救助を求めています。しかし滞在許可を持たない移民たちは、助けを求めることで移民局の法執行対象となることを恐れています。一方、トランプ政権は、こう留施設や強制送還費用の支払いのため、連邦緊急事態管理局(FEMA)の予算から約1000万ドルを移民税関捜査局(ICE)に再配分しました。「幼少期に米国に到着した移民への国外退去一時延期措置」(Deferred Action for Childhood Arrivals program:DACA)の受益者で、 ノースカロライナ州グリーンボロを拠点とし「シエンブラNC」(Siembra NC)とアメリカ・フレンズ奉仕団の世話人であるローラ・ガルドゥニョ・ガルシアと、「収容行為監視ネットワーク」(Detention Watch Network)の政策部長であるメリー・スモールに話を聞きます。

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