移民の子供400人以上が親から引き離されたまま トランプ政権は無期限拘束を画策

2018/9/7(Fri)
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トランプ政権は、裁判所が命じた移民の子供の収容終了期限を解除させようとしています。政権の提案は、20日を超える子供の収監を禁じた1997の連邦裁判所の和解「フローレス合意」を破棄し、移民家族の無期限こう留を可能にするものです。裁判所がトランプ政権に対し、すべての引き離された移民家族を再会させるよう命じて設定した実施期限から一カ月以上が過ぎたのに、400人以上の子供が親から引き離されたままです。米国自由人権協会によると、連邦裁判所が6月26日に家族再会の期限を定める前に、移民関税捜査局(ICE)の職員は引き離された子供たちの親の数百人に連絡する電話番号を入手できていたのに、意図的にその電話番号を数カ月にわたり伏せていたらしいのです。収容された子供たちの親探しに率先して活動している団体ジャスティス・イン・モーション(Justice In Motion)の創設者キャスリーン・キャロン事務局長に話を聞きます。

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