「美しい瞬間」:植民地時代の法を覆し 同性間の性行為を合法化したインド裁判所を アルンダティ・ロイが賞賛

2018/9/6(Thu)
記事番号: 
4

インド最高裁が、双方合意の上での同性間性行為を犯罪とする法律を撤廃したことは、LGBTQIグループにとって大きな勝利となりました。これまでほとんど執行されなかったとはいえ、1860年代に英国の植民地政府が制定したこの法律は、インド刑法の一部でアナルセックスを犯罪とし終身刑の可能性もあるもので、今回の判決はその部分を無効としました。ニューデリーを拠点とする、活動家としても作家としても高い評価を得るアルンダティ・ロイに話を聞きます。ロイは1997年に処女作『小さきものたちの神』でブッカー賞を受賞しました。

共有します