何を隠しているのか? 10万件の文書隠蔽にも関わらずカバノーの最高裁判事承認公聴会が始まる

2018/9/4(Tue)
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アンソニー・ケネディ米連邦最高裁判所判事の後任に指名されたブレット・カバノー判事の承認公聴会が始まっています。彼が承認されれば、1930年代以来の超保守的な最高裁になる可能性があります。カバノーはまだ53歳で、今後数十年、最高裁判事を務めることになるでしょう。批評家たちは、彼を承認することは公民権、環境規制、銃規制法、投票権の大幅な後退につながりかねず、妊娠中絶の禁止を違憲とした「ロウ対ウエイド裁判」の判決を覆してリプロダクティブ・ライツ(性と生殖に関する権利)を脅かす可能性があると警告しています。「法の下の公民権を求める弁護士委員会」(Lawyers' Committee for Civil Rights Under Law) の代表クリステン・クラークに話を聞きます。同委員会は先週、カバノーの判決履歴判を批判する痛烈な報告書を発表し、カバノーの指名に反対する声明を出しました。彼女は9月第1週に行われる上院のカバノー承認公聴会に参加する予定です。

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