シスター・シモン・キャンベル カトリックの性的虐待は「君主制」と権力からの女性の排除が原因

2018/8/21(Tue)
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ローマ法王はローマカトリック教会史上初めて、聖職者による性的虐待の問題について12億人のカトリック信者全員に向けて書簡を出しました。フランシス法王は、この容赦ない2000語の書簡の中で「我々は子供たちを大事にせず、彼らを見捨ててきた」と記しました。ペンシルバニア州では8月第3週、300人以上のカトリック神父が70年以上にわたり、1000人の子供に性的虐待をし、その数は数千人以上の可能性もあり、教会の指導層がこうした虐待を隠蔽していた様子を大陪審の報告書が明らかにしました。1000人以上のカトリックの神学者や教育者、教区民たちがカトリック司教全員の辞任を求めています。「バスに乗る修道女たち」(Nuns on the Bus)運動をまとめているカトリックの社会正義擁護団体である「ネットワーク」(NETWORK)の代表シスター・シモン・キャンベルに話を聞きます。彼女は、A Nun on the Bus: How All of Us Can Create Hope, Change, and Community(『バスに乗る修道女:私たちすべてが希望と変化とコミュニティを創造できる過程』)の著者です。

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