7日の予備選や補選で歴史的勝利や接選 11月本選で民主党の上下院奪還成るか?

2018/8/8(Wed)
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8月7日火曜日、オハイオ州では補欠選挙、ミシガン州、カンザス州、ミズーリ州、ワシントン州では予備選挙が行われました。オハイオ州の連邦下院第12選挙区(州都コロンバス郊外)での補欠選挙は共和党パット・ティベリ議員が任期半ばで辞職したことに伴うもので、開票が進んでも得票数の拮抗が続き、なかなか勝者が確定しませんが、共和党のトロイ・ボルダーソン候補はすでに、民主党のダニー・オコナー候補に対して勝利宣言をしています。しかし、ボルダーソンのリードは、わずか1,754票であり、何千もの不在者票と暫定票(投票資格が疑われる票)がまだ開票されていません。オコナ―候補は大きな番狂わせが起こることを期待しています。2016年にトランプ大統領は、この地区で11%以上の差をつけて勝利しました。ミシガン州では、引退した民主党下院議員ジョン・コンヤーズ(Conyers)の後継者を決する民主党予備選で、ラシーダ・トリーブ(Rashida Tlaib)が勝利しました。彼女は(中間選挙で勝利すれば)、米連邦下院で最初のイスラム教徒女性議員となります。(火曜日の選挙結果について)ワシントンD.C.からオンライン誌『インターセプト』(The Intercept)のスタッフ記者ザイド・ジラーニ(Zaid Jilani)に、またウィスコンシン州マディソンから『ネイション』誌(The Nation)の政治記者ジョン・ニコルズに話を聞きます。

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